衝撃の駅近温泉・大田区久が原・益の湯
多摩川渡って、川崎から蒲田へ。お腹は空いてきたけど、その前にもうひと風呂。
東急池上線沿線といえば駅近温泉銭湯の宝庫。その中でもとっておきの激近だ!
ここに浸かってから、餃子&ビールで今日の試合のひとり反省会だ、ウキウキ(゚∀゚)
益の湯
●重曹泉 (湧出温度18℃)
●450円 (東京都銭湯料金に準ず)
●16~23時半 木休
●東京都大田区南久が原2-1-23 ℡.03-3751-3003
駅近温泉、というか駅前温泉、駅横温泉といえば大阪の天然温泉田辺、神戸のあぐろの湯、新津の花水、横浜の反町浴場が思い浮かぶけど、わたし的には今のところ、ここ益の湯が駅近№1だ。
なんたって、迷いようがない。
今までの1位は横浜吉野町の大和湯さんだったけど廃業しちゃったもんね。
←この写真は久が原駅ホームから撮ったもの。
蒲田から池上線に乗って久が原駅下車。改札出てすぐに踏切を渡るとサミットストアがあり、そのとなりが益の湯。行きは徒歩30秒くらい。
つーわけで、益の湯から出ると目の前が池上線下り(蒲田方面)ホームへの入り口ってわけなので帰りは徒歩10秒以内かな。もう、駅名を益の湯駅に変えたらどうだというくらいの近さだしょ?
開業から60年を経た歴史ある温泉銭湯。今はビルナカ銭湯だけど、風格バリバリだ。
入り口脇にはコインランドリーも併設。
靴箱の鍵は自分持ち。
受付で料金を払う。
ロビーには益の湯を訪れた有名人の写真とサインがいくつも飾られてた。
脱衣場はキレイに管理されてるけど古び感がなんとも昭和チック。お釜ドライヤ付チェアとかマッサチェアとかの風情がまるでレトロ銭湯アートのようだ。
あ、ここの脱衣場は禁煙。もちろんのこと灰皿はない。それに客層もお年寄りや親子連ればかりだ。
ドライヤーは有料。
浴室内には15人くらいのさら湯の浴槽が1つ。一部、ジェット風呂になっている。
その横に、黒湯の温泉浴槽が2つ。それぞれ2、3人用程度の大きさで、温度が分かれている。
ぬるい方は40℃くらいで、底からボコボコとバイブラバスになっている。
熱い方は、横浜の銭湯でよくあるような変な深さ。腰をおろせないけど、かといって立ち湯でもない。立ち膝で入る感じなのだ。こちらはあつ湯といっても42℃くらいかな。バイブラとかになってない分、熱く感じたけど、カラダが慣れると全然適温。最近はもう、ビリビリと熱いお湯にガマンして入るってのは流行らないんでしょか?
黒湯といっても墨汁みたいなものではなく、透明度15cmくらい。
ぬる湯、あつ湯、どちらもコックをひねると非加熱源泉が出せるようになっている。
この日入った中島湯、政の湯と色や見た目は似た感じだったけど、この2つよりトロミを強く感じた。川崎の2湯は食塩泉の特徴である湯上がりしっとり感、そしてこの益の湯はメタケイ酸のためか浴感トロトロで後からサラサラという入り心地。
「重曹泉」という泉質名は古いものだけど、脱衣場に貼ってある旧式の成分分析表の記載通り。現行法の泉質名だとさしずめ“ナトリウム‐炭酸水素塩冷鉱泉”かな。
川崎とか東京とか、空気はめちゃめちゃ乾いてるしイガイガしてるし息苦しいなぁと思うんだけど、こんな気持ちのいい大地からの恵みがあるんだね。
そうそう、益の湯さんにはサウナもあるんだけど、土日しかやらないんだって~。
さて、心ゆくまで温泉も楽しんだし、また池上線にのって蒲田に戻ろう。
そして、お約束の「歓迎」で餃子と生ビールで反省会だ~!
羽根付き餃子2人前と、スープ入り水餃子8個、生中。しめて1400円也。
パリッと焼けた餃子からほとばしる肉汁をこぼさず味わおうと格闘してたので、特に反省はしませんでした!
温泉名:益の湯温泉 入湯日:2009.11.28
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