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2010年1月31日 (日曜日)

豪商の館と豪農の館・水と土の芸術祭7

Sait3_0001以前、東堀の第四本店の斜向かいに高い塀で囲まれた大きなお屋敷があって、これは何?と思ってた。今は東堀パークビル(献血センターがあるビル)になってるところ。郵便局裏の道はこのお屋敷の赤レンガの壁がミステリアスな雰囲気を醸し出し、夜などは“いかついお姐さん”が立ちんぼしていて、私はよく「何見てんだよっ」と野太い声で怒鳴りつけられたものだ。
そんな謎のお屋敷が新潟の歴史ある三大財閥の1つ、斎藤家だと知ったのは、そのお屋敷が東堀から撤去され一部が白山公園に移築されてから。
しかも斎藤家にはその本邸宅だけでなく、西大畑のほうにゴージャスな別邸があるという。大正時代に、夏期間を涼しく過ごし、庭を愉しむためだけに贅を尽くして作られた別荘。はぁ~、すごい。そこがアートの場になった。

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2010年1月28日 (木曜日)

ウォーターフロント・水と土の芸術祭6

090921_145801今さらながら、みずっちの話。
文字通り水と土に関する芸術祭だから水辺の作品が多いのは必然なんだけど、水の側にいると気持ちが落ち着くのはなんでだろうね。
 
秋葉区秋葉丘陵秋葉湖に浮かべられたものは、宮城大学 千葉・竹内・平岡ゼミお祈りプロジェクト」の一部。
周辺住民の祈りの対象となるものを集めて、「」と「」に奉納したというもの。
」=湖に供えられたものは稲。浮島に稲穂が育っている。
 
」は秋葉神社内。神社に続く勾配のきつい長い階段をのぼって、さらに坂を歩くと脇道があり、そこに神秘的なお祈りの場がしつらえられている。

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2010年1月19日 (火曜日)

清五郎潟と天寿園に行きました

年が明けてからすっかりセイゴローブログ化してるサカ温泉ですが、ついでに清五郎潟も載せてしまいます。
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清五郎潟セイゴローから南に徒歩数分。鳥屋野潟とは用水路でつながってます。天寿園という新潟市の公園の裏手というロケーションで、さまざまな水鳥を観察できます。
(アルビサポ以外のかたへ:セイゴロー=ビッグスワンのことです)

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2010年1月14日 (木曜日)

空間を作り出す・大地の芸術祭9

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アートって何だろね。この夏からずーーーっと考えてた。
 
越後妻有に通い始めた頃、通過するとある町で、あるポスターを目にしてた。
それはとても深みのある美しい青地に白抜きの漢字が1文字。文字の背景に薄めにキャッチが書かれている。そのキャッチというのも抽象的なもので、それ以外の説明や名称等は何もない。 一体何のポスターなのかは判らないが、美しい。
そして、それがひと集落のかなり多数の家の、目立つところに貼り出してあるのだ。
無数に貼られた美しいポスター。
何かを告知したいわけではない。それなら、貼っているという状況が何かを告げているのだろうか。インスタレーションのように?

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