豪商の館と豪農の館・水と土の芸術祭7
以前、東堀の第四本店の斜向かいに高い塀で囲まれた大きなお屋敷があって、これは何?と思ってた。今は東堀パークビル(献血センターがあるビル)になってるところ。郵便局裏の道はこのお屋敷の赤レンガの壁がミステリアスな雰囲気を醸し出し、夜などは“いかついお姐さん”が立ちんぼしていて、私はよく「何見てんだよっ」と野太い声で怒鳴りつけられたものだ。
そんな謎のお屋敷が新潟の歴史ある三大財閥の1つ、斎藤家だと知ったのは、そのお屋敷が東堀から撤去され一部が白山公園に移築されてから。
しかも斎藤家にはその本邸宅だけでなく、西大畑のほうにゴージャスな別邸があるという。大正時代に、夏期間を涼しく過ごし、庭を愉しむためだけに贅を尽くして作られた別荘。はぁ~、すごい。そこがアートの場になった。
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