« 「たとえ明日が来なくても」・にいがた国際映画祭 | トップページ | 一日静養銭湯・六郷温泉 »

2010年3月 8日 (月曜日)

お花見温泉銭湯・大田区池上・桜館

池上線界隈っていいよねー(別に、野口五郎のファンではありません)。
蒲田~蓮沼~池上あたりは、私自身住んだことはないけど母の育ったルーツの町。いつ来ても和むわぁ。いや、誰が来てもなごめる街角だと思います。コテコテの下町とはまた違う、おっとりした雰囲気が漂います。

桜館

 
●ナトリウム‐炭酸水素塩冷鉱泉
●450円(東京都銭湯料金に準ず) サウナ別料金
●平日12~25時、土日祝10~25時 原則的に無休
●東京都大田区池上6-35-5  ℡.03-3754-2792
  http://home.t01.itscom.net/sakura/
 

 
Sakurakan Sakurakan2
東急池上線池上駅を降りて、そのまま踏切を渡って直進。池上病院を過ぎて次の交差点(小さな洋服屋さんが角にある)を右折すると、桜館の緑色の建物がすぐ見える。
住宅地の中の大きな建物。駅から徒歩で5、6分だ。
入り口のある路地はお風呂道具を下げた人たちがのんびり歩いていく。オシャレ系だけど古い銭湯のフレーバーも残ってる。靴箱は古く、木製カギでレトロ感ぷんぷん。

 
Sakurakan3入ってすぐの自販機で入浴券を買って、受付に出す。サウナは別料金だ。銭湯なのでシャンプーやソープ類は有料。受付カウンターにカミソリやクシが個別包装されずバラで置いてあるのが、昔の銭湯っぽいなぁ。
受付前にはちょっとしたソファがあって飲み物を飲んだりして休憩できるけど、この2階には本格的なお休み処や食事処があるそうだ。街なかリゾート温泉ってわけですね。温泉に浸かって、宴会して、また温泉♪なんてこともできるのか~。
(路地をはさんで向かいにもお休み処用の別館があった)

 
Sakurakan4脱衣場は間接照明でシックな雰囲気。通常の銭湯より細長くて使いやすいロッカー。
椅子やベンチも多く、ちょっとした立ち寄り温泉にいるような和み感がたっぷり。
ドライヤーは有料。浴室手前に水飲み所あり。
 
浴室は天井が高く広々している。池上は駅向こうの久松温泉も広い浴室だったなぁ。

浴室は「壱の湯」「弐の湯」があり私が入ったのは「壱の湯」。それぞれ、設備が違うのだが、詳細はこちらを。とにかく、銭湯とは思えないような充実っぷりだ。ただし、楽しみにしてた3階の展望風呂はこの日は休止してたけど…。

 
カランは普通の銭湯そのもの。さら湯の浴槽やジェット風呂や電気風呂などがあり、奥まったところに黒湯の浴槽がある。10人くらい入れるそこは、ちょっぴり岩風呂ふう。

そして、浸かってビックリ!
まるで墨汁みたいな濃さ。透明度は2cmくらいしかない。こんな濃い黒湯ははじめてだ。とりたてて特徴的な匂いもないし(塩素臭もなし)、トロツル感が強いわけでもなく、普通にスベスベするよくある黒湯だなって思ったけど、上がってからの暖まりがすごかった。この後、雨の等々力で観戦してる時も全然寒さを感じなかったのは、もしかしてこのお湯のおかげ? 

Sakurakan5_2黒湯浴槽の脇には、なぜか幅30cmほどの細長い槽があって、ここは非加熱の源泉が注がれた足湯なんだって。
浴室からサッシを開けて外に出ると水風呂があり、階段を2階にあがるとサウナがある。3階の展望風呂はさすがに空しか見れないけれど、角度がよけりゃお月見出来るそうだ。

そして、もう1つの「弐の湯」の露天風呂には桜の木が枝を張っていて、堂々のお花見温泉となるそうだ。その時期はめちゃくちゃ混むんだろうな~。
 
脱衣場には写真のようなオシャレなパウダーコーナーもあり。隅から隅まで今ふうの隙のないデザイナーズ銭湯ではなく、古い佇まいをうまく利用してキレイにリフォームした、味のある癒される入浴施設だった。


 
 
温泉名:純養褐層泉    入湯日:2010.3.6



 
 
 
 
 
 

                   この他の「新潟県以外の温泉」を観る

|

« 「たとえ明日が来なくても」・にいがた国際映画祭 | トップページ | 一日静養銭湯・六郷温泉 »

コメント

koumeです。(HNは現在O.Gです)
大変ご無沙汰しております。
なつかしぃ!池上の銭湯ですか。
私、池上線沿線(久が原)で小、中学校時代を送ったもので・・・。
大田区の銭湯(温泉)は黒湯でとっても良い湯ですよね。
最近は野球三昧でサッカー(アルビ)はさぼり気味です(~_~;)

投稿: koume(O.G) | 2010年3月 9日 (火曜日) 22時51分

>koume(O.G)さん
 
ご無沙汰さまです。2年ぶりくらいですか?
池上線黒湯地帯で過ごされてたんですか。うらやまし~。
桜館のイカスミか!?ってくらいの黒さ濃さにはビックリしました。あの街角の地下から湧いてるなんて…東京湾恐るべしですね。

投稿: アイアン | 2010年3月10日 (水曜日) 00時27分

この記事へのコメントは終了しました。

« 「たとえ明日が来なくても」・にいがた国際映画祭 | トップページ | 一日静養銭湯・六郷温泉 »