すごく嬉しく、少し寂しい・平塚・湯乃蔵ガーデン
4/3のプレビューに掲載されたノザのメッセージを読んで、胸がチリチリ。
ノザ、ごめんよ、寂しい気持ちにさせた今のアルビのていたらく。強いアルビと戦って欲しかったよ…。
湘南天然温泉 湯乃蔵ガーデン
●ナトリウム・カルシウム‐塩化物冷鉱泉 (湧出温度25℃)
●平日750円/土日祝850円
●10~25時 第3木休
●神奈川県平塚市大原3-50 ℡.0463-32-1126
http://www.yunokura.com/
平塚競技場のホーム側裏手に建っているのが湯乃蔵ガーデン。野球場の駐車場を横切ると、この建物裏に着く。バスだと平塚駅北口4番乗り場から乗って「野球場前」下車すぐ。入浴すると駐車場は4時間まで無料。
アルビのJ2時代、試合後にここで汗を流したことがあったけど、その時は温泉は湧いてなかった。露天だけ運び湯を使用してたような気がするけど、普通のスパ銭だったのだ。
でも暑い時期だったからか、おっそろしいほど混んでいて、浴室内で、洗い場待ちの行列が出来てた記憶がある。
上の写真の地点からぐるりと建物の前に回りこむと、昔の和洋折衷建築をなぞらえたような小洒落たファサードが。
敷地内には源泉井戸が立つ。1500mも掘削して出したんだって。よく掘りましたな~。
中に入るとすぐ、散髪処があり、ここは入浴しなくても利用できるのだそうだ。
入浴券を自販機で購入してフロントに渡すんだけど、ここから浴室への通路への小さなゲートみたいなのがあるのが謎ってば謎。
明治時代の洋風建築を彷彿とさせる外観もいいけれど、建物内部も日帰り施設というよりは和風旅館を思わせるような贅沢感が漂う。
以前来た時は試合後でぐちゃぐちゃだったし、メチャクチャ混んでいたので気にも留めなかったのかもしれない。
今回は開館まもなくの土曜午前中とあって思った以上に空いていたので、 しみじみと建物内を観察。キッズアスレチックというお子様の遊び場まであるのねー。2階にリクライニングチェアのお休み処があるけれど、1階にも余剰スペースっぽいところがごろ寝処になってたりして、スパ銭ではなく1日過ごせる日帰り温泉施設としての工夫が見られる。分煙もしっかりとされている。食事処には喫煙可の小部屋が用意され煙は漏れてこない。
脱衣場のロッカーは好きな場所が選べて、100円玉リターン式。あまりせせこましくなくて、好印象。
内湯は、ジェット風呂や電気風呂、寝湯などスパ銭ふうな変わり風呂がさまざまと、サウナ&水風呂など。使われているのは全て白湯だ。
露天エリアにはあつ湯とぬる湯の岩風呂、壺湯、寝転び湯、五右衛門風呂、シルク桧の湯があり、シルク湯以外は温泉を使用。
1500mの地下からくみ出した温泉は、強塩泉といっていいほど塩辛い。かすり傷がしみたのなんのって! 循環湯だがカルシウム含有量が多く、白や黒の湯花がかなり舞っている。キズにはしみるけど、治りは早くなりそう。塩分のため体の暖まりもハンパないし、スポーツ後の入浴にはとってもいいかも。
ここがスポンサーさまでよかったね、湘南ベルマーレの皆さま。
あ、温泉を使ってない「シルク桧の湯」だけど、微細な泡で白濁した人工炭酸泉。私、これ大好き! ここで毛穴をブワッとさせてから温泉に浸かって、効能を満喫。
(でもぶっちゃけ、泉質的には「ひらつか太古の湯」のほうが好き)
休憩&食事処の壁には、湘南の選手たちの色紙が何枚も飾られていたが、特にノザと田村選手のトークショーがフィーチャーされていた。
館内には、湘南ユニの方もちらほら。
あの日は風がちょっぴり冷たかったけど、ここのよく暖まるお湯に入ったおかげで全身にヒートテックを着込んだような効果があったよね。
館内にはマッサージやエステの部屋もあり、ゆったりのんびり過ごせる温泉施設。これでもう少し温泉の塩素臭が弱ければ言うこと無しなんだけどね。
でも、サポにとってあの立地、設備。文句を言ったらバチが当たりますな。
それにしても、「すごく嬉しく、少し寂しい」という表現。ノザワールドだなぁ。
温泉名:湘南天然温泉(なでしこの湯) 入湯日:2010.3.27
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