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2010年4月23日 (金曜日)

「怪しい」だけじゃない・愛西市・永和温泉 みそぎの湯

尾張温泉東海センター入浴後。読み方もよくわかんない土地の薄暗い道をトコトコトコトコ歩く。ってか、フツウ歩かないだろって感じの寂しい県道。クルマの皆さまは、「怪しいヤツ…」と思ったであろう。でも歩いちゃったもんね。
風は冷たく、冷えてきたけど、体は徐々に汗ばむ。見知らぬ土地の夜の田舎道。でも、その先に未知の温泉が待っていてくれるのだ。歩きます。


 
 
永和温泉 みそぎの湯

 
●? (推定:含硫黄‐ナトリウム‐炭酸水素塩泉?)
●200円 (信者は100円)
●7~21時半
●愛知県愛西市浦田面686  ℡.0567-31-0146(吉野屋)
 

 
Misogi最寄りの駅は、関西本線永和駅。徒歩20分ほどかかる。
駅舎からすぐ右に歩いて踏切を渡り、あとはそのまま県道125号線を直進。「すまいる」という老人介護施設を過ぎたら2、3分で「大井」という交差点があり、右手角のタバコ・クリーニング店から1本裏の道を入って更に直進4分ほど。
かなりな田舎の住宅地の中に、このような雑貨店とも洋品店ともつかぬお店「吉野屋」さんが出現。
ここが、「霊感不動教会」の代表さまのお宅だそうだ。
信心してらっしゃるのね。

 
Misogi2お店の左隣に、プレハブのお堂が。
実は、恐くて写真に撮れなかったんだけど(笑)このお堂の中の右手に白装束のマネキン人形が立っていらっしゃるのだ。薄暗かったので最初、人がいると思って「あのぅ…」と声かけちゃったよぉぉ!
お金はお店で払ったほうがいいのか迷っていたら、入浴客のおばちゃまがやって来て、「この箱の中に入れておけばいいよ」と言われたので、“みさぎ料”用の箱に200円を置く。
宗教施設の信者さん用の入浴施設、というとエエッと一歩ヒクのだけれど、信者=会員(スパ銭とかによくあるでしょ?)として年会費500円を払うと、一般人200円のところが100円で入れる、というシステムらしい。

 
Misogi3お堂の脇通路からみそぎの湯の湯浴み処に入るのだけど、この貼り紙があちこちに貼ってある。
あれぇ、やっぱり代表さまに直接お賽銭を渡すべきだった? とか思いつつも、気さくなおばちゃまに案内されて中へ。
コンクリートたたきっぱなし、ブルーの波板で囲いっぱなし、という超素朴な建物で、鍬谷温泉を思い出したけど、鍬谷より更に更に怪しさ満点。でも、おばちゃまによると、トイレは近年、リニューアルしたんだって。どんなに鄙び系でも、これ、大事よね~。ありがたいありがたい。
 
そして、浴室。脱衣場は2人でも手狭に感じるくらい。カゴと棚だけ。そこに、今あがったおばあちゃまと、私とおばちゃまの3人。押し合いへし合いであるが、そこは助け合いながら和やかに。
Misogi4
写メなのでドス暗~く映ってるけど、これよりはまぁまぁ明るい浴室内。が、さすがに光量不足で浴槽部分は写らなかった…。詳しくはこちらを見てください。
コンクリそのまんまのプリミティブな浴槽が2つ並び、その手前に一段低い浴槽が1つの、計3槽。
ムリすれば一度に8~10人は入れそう。
左奥の浴槽に源泉がドバドバ勢いよく注がれ、右奥の浴槽の湯口からはチョロチョロinってことで、自ずと湯温が違ってくる。そして上の浴槽から湯が掛け流れた下の浴槽はかなりぬるめ。見事、3段階の湯温を楽しめるというわけだ。
1.5人が限界の洗い場はカランなんてものはなく、浴槽脇のスペースで桶で湯をすくってそそくさと体を洗うのみ。でも、通の客は、左奥浴槽の“湯口”であるゴムホースをたぐり寄せて直接浴びるようだ(笑)
 
んなわけで、掛け湯してから奥の浴槽にドブンッと浸かると、わたし分の容量の湯がザザザザーーーッと下の浴槽に掛け流れ、洗い場は洪水状態。なんて素晴らしい!
柔らか~い肌触りのお湯。口に含むと、鉄味のような仄しょっぱいような。尾張温泉と似て、炭酸水素塩泉かなって感じだけど、ごくごくわずか硫黄臭も感じる。
湯温は、ドバドバ注がれてる浴槽が42℃くらいで、隣が40~1℃くらい。下の浴槽は38~9℃くらいかな。ちょうどいい!

 
…なんて温泉ヲタ的観察はここまで。後は、先客のおばあちゃま(家が隣なので毎日入っている)、一緒に入ってきたおばちゃま、さっきあがって、脱衣場でゆっくりゆっくり服を着てるおばあちゃま、そして私の4人でオールド・ガールズトーク全開! やっぱりここでもグランパスのグの字はおろか、Jリーグという言葉すら通じなかった~(泣) でも楽しかったぁ。名古屋弁…じゃないか、尾張ことばっていうの? 「…りゃ~で」とかユルユルした響きが和みまくり。
30分くらい湯に浸かりお喋りを続けてのぼせそうだったのであがって服を着ていると、次客が到来。その人はイタドリという山菜を持っていて、「みんなに分けるわよ~」。もちろん私も一抱え渡されそうになったのだけど、旅の者なので辞退。
今考えると、もらっておけばよかった。
 
そんなこんなで有り難いみそぎの湯をいただいて、再び寂しい夜道を永和駅へ。
地名もよくわからない土地で何やってるんだろな~自分…と思いつつも、楽しく貴重な湯浴みの余韻で、心もカラダもホカホカなのであった。

怪しい温泉”というのはある意味褒め言葉なんだけど、ここみそぎの湯は気さくなおばちゃまたちのお蔭で“怪しくも楽しく深い温泉”になりましたとさ。


 
温泉名:永和温泉    入湯日:2010.4.17
 
 

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コメント

浦田面ってなんて読むの?

投稿: | 2010年11月 8日 (月曜日) 12時38分

「うらためん」と読みます

投稿: | 2011年1月 4日 (火曜日) 16時12分

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