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2010年7月21日 (水曜日)

ジャズと蕎麦の日々

セレッソ戦翌日は、恒例の新潟ジャズストリートの2日目に。
そして、3連休の最終日は十日町に蕎麦を食べに行き、ついでにアートと温泉に親しむ妻有三昧だ。
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普段あまり歩きたがらないうちの人と連れだって、古町歩き。ジャズストリートとか国際映画祭でもないとなかなかこういう機会ってないなぁ。
古町7番町からカミフルまで歩き、東堀に折り返して人情横丁本町市場というルート。折りからの猛暑で汗も出ないほどヘロヘロだ。人情横丁や本町は日曜は休みの店ばかりだからちょっと残念。
チャド」でタイめし食べたあと弘法大師さんを仰ぎ見ながら、ジャズを聴きに三越裏の「」に。
この弘法さん、大昔、我が家が父の転勤で新潟を出てから建てられたらしく、久々に遊びに戻ってみたらドドーーーン!とビルの合間に立ちはだかっていたというモノ。子供心にも「たまげた」というしかない偉容だった。今はあんまり上なんて見て歩かないけど、改めて見るとなかなかシュールですわね。

新潟市は昔からジャズが盛ん、といっても私はそんなにバンド情報など詳しくはないし、せいぜい知り合いにジャズメンがいる程度。
だから、行き当たりばったりに店を回って、1時間くらい聴いては次へ次へと流れていく。
Ca19ie40このイベントがステキだなぁと思うのは、著名な演奏家を中央から呼んで来るのではなく、新潟に生きる普通の人々がジャズメンとしてプレイしてるってことだよね(プロやセミプロももちろん多数いるよ)。
いつもはスーツや制服姿で働く人々が小粋なスタイルでギターやピアノをかき鳴らす。いつも白衣をまとって患者さんを診ているお医者さんがプロ並みのブラスワークを披露する…っていうか…センセー! センセーってばジャズメンだったのぉ!?(実話)
なんとなく入ったお店でステージ上にいたのは、かかりつけの先生でしたとさ、なんてこともあるのがジャズストリート
見覚えのある名前だなぁ、と思って行ってみたら小学校の同級生でしたなんてこともあるし、ひょっとしてスタジアムでいつも見かける人がステージ上にいることだってあるかもしれないジャズストリート
そして、全く偶然に入った先で心を奪われてしまう出会いもあるジャズストリート
そうです、今回、私は吉田睦さんというシンガーを初めて知り、その声に感動してしまいました。県内での活動が多いようなので、またライブに行けるよね。
この日は他にも、魅力的な歌姫たちに酔わされたよ~。
 
 
Capiohrsあくる19日は、ふと思い立って十日町に蕎麦を食べにいくことに。
まだ訪れたことのない店にしようってことで、「田麦そば」さんにGO! ツルツルっていうよりプルプルルッって食感のフノリ蕎麦で、猛暑の中衰えた食欲でもどんどこ食べれた。
仲良しオヤジ3人組みって感じの方々がビール飲みつつ蕎麦をたぐっているのを、うちの人が羨ましそうに見てた。蕎麦屋での呑みに憧れているらしいw
 
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妻有のあちこちにまだ残る芸術祭作品への道しるべの黄色いノボリや看板を見ると、心身共に激しく反応しちゃう。十日町願入にある「みしゃぐち」の空気に浸りに行こうと向かったのだけど、屋根部分が崩れて補修中ということで見れず。せっかくきたから「うぶすなの家」でカフェタイム。家を切り盛りするお母さんたちとお喋りに花を咲かせる。お母さんたちは翌日から、始まったばかりの瀬戸内国際芸術祭に行くということで、その話もたっぷり。私たちまで行きたくて行きたくてたまらなくなっちゃったじゃないか~! 多分今頃、瀬戸内の海を船で周りながら、楽しくアート巡りをしてるはず。またそのうち、お土産話を聞きに行くよ~ん。
大地の芸術祭作品でありながら、製作が遅れに遅れてガイドブックに載らなかったキドラット・タヒミック戦後のラブレター~イフガオの棚田から新潟の棚田へ、愛をこめて」という作品が近くにあるので未見だったらぜひ、とお母さん方に勧められ、行ってみた。
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棚田の脇道を登って行くと、この2人が出迎えてくれて更にトーテムポール?
製作したのはフィリピンの棚田のある地域の民イフガオ族の方々。国籍がないので当然パスポートもなく、出入国の段階でトラブったので作品製作のメドがたたず、故にガイドブックにも間に合わなかったという。
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妻有の棚田の中にイフガオ族の村を再現? 十日町もこの日は34℃の暑さで、日本にいるのかフィリピンにいるのかわかんなくなりそうだった。でも、同じ暑いのでも妻有は空気がおいしい。それだけで気力充実ってもんだ。
 
このあとは、アントニー・ゴームリーさんの作品もある二ツ屋の温泉へ。
行き当たりばったりのアートなドライブ。楽しいな~。
8月からは新たなイベントや企画も始まる越後妻有の里。またまた寸暇を惜しんで出かけて行ってしまいそうだ。

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