夏の露天はウチワ持参で・燕温泉 黄金の湯
花文をチェックアウトした後、お土産屋を求めて燕温泉の温泉街を行ってみた。旅館などが道の両脇に数軒立ち並ぶその道はかなりの急坂。その奥に土産屋さんが2軒、向かい合って建っていた。
そして、そこから続く階段を見ると「黄金の湯」というノボリの文字が…。有名な無料の野天風呂じゃないですか。これは入らずに帰るわけにはいかないわっ。
燕温泉 黄金の湯
●含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
●無料
●日の出から日没まで
●新潟県妙高市燕温泉
燕温泉1番手前の花文さんから坂道を登ること3、4分ほど。妙高山の「燕温泉登山口」という表示があり、温泉神社が建っている。左の写真は神社前からの眺め。
神社でお参りしてから、この裏に回ると坂道が続いていて、ほんの3、4分で目指す黄金の湯に着く。パッと見、なだらかに見えるんだけど、結構ハァハァくる。
看板とかはないけど、手前の切り株型の表示板があるので見逃さずに。入り口の大きな岩に大きく「←男」「女→」と書いてあるので写メしようとしたら、男性がヌッと上半身未着衣の状況で現れたのでさすがに写せず。
野天風呂だけに、自然の中に浴槽と小屋があるだけの相当オープンな造りで、特に男湯のほうは文字通り敷居が低いようだ。
女湯の中に入ると、バス停みたいな小さな脱衣小屋が。男湯よりは多少奥まった感じ。
先客は、観光客らしきお嬢さん2人と、地元の方らしきおばさまが2人。
湯桶があったので、掛け湯をしてから入湯。
白濁の硫黄泉は湯温41℃くらいだろうか。白や黒の湯花が盛大に舞うお湯は、気持ちいい。ここもアブがいなくてよかったなー。6月半ばだとまだ出てきてないのかな。夏の露天に入る場合、ウチワを持参するといいですよ。寄ってくるうっとうしいムシを追い払えるもんね。もちろん湯上がりには「ウチワ本来の仕事」もしてもらいましょう。
この黄金の湯、女湯と男湯は岩組みで隔てられているけど、そんなに高くはない。…が、ギョッと思うほど低くはない。
ま、無人の野天風呂だから自己責任で入りましょう。
ここからもっと山を登ったところに「河原の湯」という男女一緒wの野天風呂があるのだけど、今は土砂に埋もれて使用不可なんだそうだ。
野趣満点な屋外入浴を楽しんで、いそいそと、うちの人が待つクルマに戻る。
車内はもう、硫黄の香りでぷんぷん、幸せ。この日着ていたTシャツや使ったタオルは洗濯してもしばらく匂いが取れなかった。
すごく濃厚な濁り湯ではないけれど、残り香はなかなかキョーレツ。帰宅してからも楽しめる燕温泉であった。
あ、お土産は残り香だけでなく、ピリ辛蕗味噌も買ったけどウマーー(゚∀゚)だった。
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