滋賀県唯一?・須賀谷温泉&琵琶湖一周電車旅
泊まりがけで行った京都戦。お泊まりは大津駅直結のホテルでとても快適だった。京都駅からたった10分なのに料金とかかなり違うのね~。私の「経県値」もこうなりました。
ただし、滋賀県は温泉がきわめて少ない土地。なので今回のツアーで入ったのはたった1湯だけ。それでも、せっかくだから温泉はしっかり選びましたっ。
須賀谷温泉
●ヒドロ炭酸鉄泉 (湧出温度13℃)
●1000円
●11~21時 (土日は繁忙のため15時以降は要問い合わせ)
●滋賀県長浜市須賀谷町36番地 TEL 0749-74-2235
http://www.sugatani.co.jp/
滋賀はあまり温泉に恵まれない土地らしく、ピンとくる温泉がなかなか見つからない中、「県下初の源泉掛け流し温泉」を謳ったこの須賀谷温泉という温泉旅館でお立ち寄り。
このご家族は来年のNHK大河ドラマの主人公になるらしい。というわけで、ビミョ~に盛り上がりつつある琵琶湖北地方の(旧)浅井町。
“湖北路の秘湯”というキャッチフレーズだけど国道からすぐ。ただ入るきっかけの看板が地味すぎて思わず通り過ぎちゃった。後で気付いたけどそれは私たちのクルマだけじゃなかったようだ。
須賀谷温泉は人気立ち寄り処らしく、駐車場には様々な地域のナンバーが。ロビーにある券売機で入浴券を買い、フロントに渡す。
脱衣場でリピーターの人に聞いたけど、以前はタオルセットなどもついてたようだ。タオル無しで1000円はキツいよなぁ。でも、この近辺では希少な源泉掛け流しなので…ってことかな。
宿のスタッフさんの対応はとても丁寧で、「脱衣場には鍵付きロッカーがございます。100円玉が要りますが後で返ってきます」などと説明しつつ案内してくれる。
浴室の手前には食事処やお休み処もあり、まさに立ち寄り施設ってムード。
浴室は「お市の湯」、「浅井の湯」と名付けられていた。
脱衣場は広く、アメニティ完備。
ちょうどタイミングがよかったせいか、浴室はしばらく独り占め状態が続いた。
シャワー付きカランにはボディソープ、シャンプー、コンディショナーが置かれている。
内湯には浴槽が2つ。微妙に温度が違うらしいが、小さい方は鮮度があまり良くないように感じた。
左の大きいほうの浴槽は浴槽内注湯で源泉が掛け流されている。
成分分析表には「ヒドロ炭酸鉄泉」と表記されているが、現在では含鉄の炭酸水素塩冷鉱泉とでもなるのかな。
鉄分が酸化してやや茶褐色に見える透明な湯の中には、黒い湯花がたくさん舞っている。はじめトロリで後キシキシッとくる肌触り。
露天風呂はなかなか広く、15人くらいは楽々かな。
後から入ってきたおばちゃまグループが、「あら、こっちのお湯は色がない。別の温泉なのかしら?」と言ってた通り、露天の湯は内湯と比べて茶褐色ではない。
でもどう見ても…いや浸かっても同じお湯だけどなー。多分、内湯は鉄分がより酸化して茶色くなってるんでしょう。露天のほうが湯の投入量も多いし鮮度がいい感触だ。
ところで、ここは以前は循環使用だったそうだ。浴室がリニューアルされたそうで、その時に掛け流し方式に変えたのかな。湧出量はあまり多くはないけど、大事に守っていってください。
露天からの眺めはないけど、木立ちに囲まれて森閑とした雰囲気。なだらかな里山に隠れるように建つ一軒宿ならではだ。
今回の京都アウェイはうちの人と一緒にクルマで行ったんだけど、彼は歴史探訪が目的で、安土城址とか柳生の里(!)とか奈良の平城宮跡などを回るってんで、日曜の午前がまるまるヒマになっちゃった。温泉巡りをしようにも前述のとおりめぼしいところがないので、私は電車ひと筆書き琵琶湖一周というお手軽レジャー旅へ。 大津駅からひと駅隣の
膳所駅への140円のキップを買い(紙のキップを買うってのもすごく久しぶりで懐かしかった)、時計回りに琵琶湖をグルリと一周して3時間弱かけて膳所に辿り着く、というもの。
湖西線から眺める琵琶湖はすごく涼しそうでキレイだった。
1時間とちょっと車窓を楽しんでから
のどかなのどかな近江塩津駅で乗り換える。ここは静かだったなぁ、ホームから見ると周りには建物とかがほとんどなくて、草刈り機のブーーーンって音だけが聞こえていた。ここから北陸本線→東海道本線へと乗り継いで琵琶湖の東側を走るのだけど、こちらは長浜駅あたりで琵琶湖がちびっと見えただけだったなぁ。それでも、野洲とか草津という地名にビビッとときめいたりして! 草津市といえば皆さん、覚えてますか、酒井悠基選手。草津東高からアルビ入りしたけど辞めて、大学に入り直したんだよね。お元気でしょうか。
先週半ば頃からこっち、フェーン現象で昼夜を問わずバカみたいに暑い新潟。そこから比べると、今回の京都・滋賀での週末は“涼しい”と思わず言ってしまうような普通の暑さだった。
で、うちの人と落ち合って須賀谷温泉に入ってから、高速で帰途につく。北陸道を順調に北上するんだけど、そろそろ夕闇迫る富山で33℃! ありえない暑さ!
右端の写真なんか、暮れ残りの夕映えとライトアップがロマンティックだけど33℃ですぜ。これはもう亜熱帯。ゼツボウした~~(’A`)
温泉名:須賀谷温泉 入湯日:2010.8.8
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