温泉法上の温泉・渋谷笹塚温泉 栄湯
FC東京戦の日は試合前に高井戸美しの湯や武蔵小山清水湯という、特徴的で濃い温泉に入ったから、バランスとって試合のあとはあっさり薄い温泉に入ってみましょうか。
この後、信濃町で飲み会があるけど(遅刻なんか)気にしない気にしない(殴)
渋谷笹塚温泉 栄湯
●温泉法上の温泉(メタケイ酸泉)
●450円 (東京都銭湯料金に準ず)
●15~25時半 水休
●東京都渋谷区笹塚2-9-5 ℡.03-3377-3369
http://home.g00.itscom.net/sakaeyu/
京王線笹塚駅北口を降りて、甲州街道を渡ると、「10号商店街」というとても細くて小さいけど賑やかな商店街がある。
商店街でよく見かけるビニール製の紅葉のヒラヒラがダイアゴナルに張られてところからも道の細さが判ると思うけど、この斜めの流れが人の多さと相まって、賑わい感が増してるわー。いい匂いがぷんぷんで、試合後の空腹感を刺激する。
この10号商店街に入って最初の角を右に曲がると笹塚小学校に突き当たるので左に進むと、「栄湯」の看板が出ている。
マンションの1階にある温泉銭湯だ。
コインランドリー併設。駐車場はなし。
外観は石が使われてシックな感じ。まだ新しそうだけど、デザイナーズ銭湯っぽくシャレのめしてはいなくて、レトロ感もある。古い施設をリフォームしたのかな。
靴箱に履き物を納めて中に入ろうとするけど、入り口が「男」と「女」に分かれてる。おや、もしかしてこれは、中に…?
そう、玄関から入るとロビーがあって受付があってというオープンな作りではなくて、昔懐かしい番台があるのだ。細い入り口を通ると、女将さんが料金を受け取る方式。
ただ、番台から脱衣場は見通せない形状になっている。
ロッカーはゴムベルト付きのキー。細長くてやや大きめのロッカーもあって、大荷物持ちの私には嬉しい。
浴室はとてもコンパクト。カランはたくさんあるけれど、主浴槽は10人くらいでいっぱいくらいの大きさだ。その主浴槽には無色透明の温泉が使われているらしいのだけど、全然特徴がわかんない。ジェット風呂になってると特に判りづらいんだよねー。
ただ、湯温は適温で座浴もできて、寛げることは間違いない。
主浴槽の隣には2人でいっぱいくらいの薬湯浴槽があって、この日はラベンダー風呂になっていた。この浴槽は、横浜あたりでよく見かける、腰までくらいのミョ~な深さ。そして主浴槽より熱めになっている。うーん、43℃くらいかな。
サウナ(別料金)の隣には小さな水風呂があり、温泉が非加熱で使われている。これも無色透明無味無臭なんだけど、ほんのりトロみを感じた。メタケイ酸の特徴が出てるのかなー。
タイトルの「温泉法上の温泉」って、温泉法という法律上は温泉と認められているけど、“環境省が管轄してる温泉としての基準”には達していないものなのだ。この基準をパスしてると、硫黄泉とか強塩泉とかいう泉質名が堂々名乗れるのってわけね。
その基準をパスできない栄湯さんの渋谷笹塚温泉は、だから「温泉法上の温泉(メタケイ酸泉)」と便宜上呼ばれているわけで、メタケイ酸泉ってのは泉質名ではありません。
(たとえば、横浜の反町浴場なんかもコレと同じで、面倒くさいからわざわざ温泉って謳ってないんだとかw)
んん~~、わかる? 単なる行政のシステムのねじれだよね。
ま、温泉マニア以外にはどうでもいいハナシですな。
要するに、その湯に入って気持ちいいかどうかが1番大事だよね。
浸かってる時の浴感はあまり感じられないお湯だったけど、浴後しばらくして電車移動中、火照りも消え失せたってのにお肌がしっとりホワホワ! だったってことだけは明記しておきます。
脱衣場から出ると、玄関とは逆方向にロビーや自販機スペースがあり、そのまた奥には有料のマッサチェアがあった。
それにしても、夜中の1時半までお風呂に入れるってスゴイねー。
温泉名:渋谷笹塚温泉 入湯日:2010.10.23
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