12時間耐久ジャズまみれ@第17回新潟ジャズストリート
かのデューク・エリントンさんが名誉市民である新潟市。
今年の冬のジャズストリートは、奇しくもジャズの日1月22日だ。
正午スタートのジャズスト。ドアタマは市民プラザで「IKARASHI-BB-JAZZ」。五十嵐中学校のビッグバンドジャズでウォーミングアップ。いやぁ、暖まりました。
ここで4曲ほど聴いてから国際情報大カフェテリアへ移動。
吉田睦さんが登場する「金時」の2セット目へ。むっちゃん、やっぱりオーラがすごい。ハイボールが一気に回る回る!
ここで7曲堪能してからホテルオークラのバーエジンバラで「新潟スウィングミュゼット合奏団」を途中から聴こうと走ったけど満員ギューギュー。あまりの熱気に、ジャンゴラインハルトの1曲だけで降参。ま、とっちーの姿を久々に見れて良かった。急いで市民プラザに戻って新発田高校ブラスバンド部をラストだけちょっと聴こうかな~と思ったけど、着いたら既に終わっていて、宮Gにバッタリ会う。この後の予定を言ったら、あそこは早めに行っといたほうがいいよと言われ、サクサクと次の会場へ。イタリア軒12階のゴンドリーナにて「馬と少年」。今回はルーマニア人歌姫アマリアさんをヴォーカルに迎えてのステージ。ジャズバンドと組むのは初めて、というアマリアさん、もともとオペラ歌手だったそうで、jazzyではないけどものすごく透明感のあるステキな歌声だった。
ジャズスト会場でのドリンクは基本オール500円。イタリア軒ゴンドリーナとかホテルオークラ・エジンバラみたいなお店で500円でワインやビールやハイボールが飲めるなんてスゴイ嬉しい~!
高いところへ行ったのでついつい四ツ屋町方面を写メしてしまいました。てへ。ビバ!湊小!
2セットじっくり聴いて外に出るともう夕闇。ここでうちの人と合流して、ホントはリバーサイドジャズバンドをと思ったんだけど(親子共々骨折でお世話になりました~、M先生~♪)、せっかくこういうイベントなんだから1つくらいは聴いたことのない知らないバンドを聴いてみるべさと、当てずっぽうに会場をチョイス。そうだ入船うどんに行こう!ってことで、魚沼・長岡・柏崎・五泉混成チームの「古沢和良カルテット with NAMIKO」。ジャコ天うどんをずるずる食べながら聴くスタンダードジャズの名曲あれこれ。入船うどんは昼しか行ったことなかったけど、夜になると佐渡汽船などの出船入り船がキラキラとキレイに見えて、実にステキ。ここでも2セットしっかり聴く。 古町に戻ってからワイン食堂で軽く飲んで、時間は22時ちょい前。ジョイアミーアにて「長沢好宏クインテット with 吉田睦」。本日2回目のむっちゃんだ~! 大御所とジョイントのむっちゃんだ~~! どんだけむっちゃん好きだよ、私(ノ∀`) 昼間とはうって変わってjazzyな歌姫モード。「ステキ」の間奏に奏でられる長沢さんのソロを聴いて、マジ泣きしちゃったわ。
というわけで、正午に始まったジャズストは真夜中零時前に終了。めくるめくような濃いぃ12時間でした。
ジャズストにはプロの演奏家の方々もいるけど、セミプロやアマチュアのプレイヤーがたくさん出演していて、フイッと入った会場で知り合いが演奏してたなんてこともあるんだよね。それが楽しい。お医者さんだったり大工さんだったり農家さんだったり駅員さんだったり…。それがステージ上では小粋にハンチングをかぶって楽器をかき鳴らす。醍醐味ですなぁ。
サッカーもさ、J1リーグ戦でもちびっ子サッカーでもナマで見る試合はなんでも楽しいけれど、音楽もそうだよね。スポーツも演奏も、“play”はその人となりを表現している/してしまう。そんな空間をさまざまな人と共有するのは、実にステキ。
7月ってコパアメリカのためにリーグ戦はお休みだよね。7月のジャズストも余裕をもって楽しめそう。
あ、そうそう、帰りは代行さんで帰ってきたけど意外に安くすんだ。これなら駅南だけじゃなく古町にも飲みに行けるね、ってことになりました。頑張れフルマチ!
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