行くぜ野沢温泉外湯巡り・その6・大湯
ずっと行きたかった野沢温泉についにやって来て、しかも時間的制約があるという逆境wでテンションが過剰にあがってしまい、またまたカラダに悪いくらい湯巡りしちゃったよ。結局この日、宿なども含め8湯に入浴。基本的にはみんな同じ湯なのにね。
野沢温泉共同浴場 大湯
●大湯源泉 単純硫黄泉 (湧出温度66.2℃)
●無料(だけど賽銭箱があるのでいくらかは入れましょう)
●4~11月…5~23時/12~3月…6~23時
●長野県下高井郡野沢温泉村
言わずと知れた野沢温泉の大湯。“湯屋建築”のお手本みたいに風格のある共同湯だ。
野沢温泉には大湯の他に12の共同湯があるけど、それぞれに十二神将と守り仏と干支が割り当てられていて(例えばすぐ近くの河原湯は神将が真達羅大将、守り仏が普賢菩薩で干支が酉)、その中心に大湯が存在してるそうだ。う~ん、ミステリアス。
宿にチェックインしてから覗いてみたらとんでもなく混んでいたので、夜ご飯が済んでから再トライ。
なにしろ泊まった宿はこの大湯の目の前に建っているので、混み具合をちょいちょい覗きに行ける。
夕食が済んで、部屋でのんびりして満腹感がやや退けてから行ってみたら、先客が5、6人だったのでようやくご入浴のはこびとなった。昼間見る佇まいも美しいのだけど、夜の大湯も神々しくキレイ。
お賽銭箱に寸志を入れて、さぁ中へ。
ここも浴室脱衣場一体型で、10人くらいは入れそうな浴槽が2つ。手前がぬるめ、奥が熱めだ。
人がいたから写真は撮れなかったけど、内観も堂々たるもので、天井が高いせいもあり壮麗な雰囲気。
湯はやや白濁していて灰色っぽい湯花がたくさん舞っている。
先客のほとんどは温め浴槽に浸かっていて、私もそちらから入ってみたが、混雑後のこなれ過ぎ、へたり気味で40℃ちょいくらい? なので熱めのほうに入ってみたが、こちらは44℃くらいで野沢温泉としては適温(笑)といえる。
熱いんだけど、ビリビリくる攻撃的な感じはなく、成分がじわじわと肌に染みこんでくるような幸福感が硫黄臭と共にやってくる。ふぅ~~っと汗を流しながら見上げる天井の高さがステキ。
やはり、ダテに“野沢温泉のシンボル”とは呼ばれていない、素晴らしい大湯でした。いいお湯をご馳走様でした(注※新潟では食べ物以外でもいただき物はご馳走さまといいます)。
温泉名:野沢温泉 大湯源泉 入湯日:2010.11.6
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