行くぜ野沢温泉外湯巡り・その5・十王堂の湯
麻釜の湯を出るともうとっぷりと暮れてきた。そろそろ旅館では夕食タイムが始まるからか、お土産屋さん通りは少し人が減った感じ。「foot」というオシャレなスポーツバーもカフェタイムが終わって、夜営業までしばしのお休みタイム。もうひと風呂浴びてから、お宿に戻ろうかな。
野沢温泉共同浴場 十王堂の湯
●十王堂の湯源泉 単純硫黄泉 (湧出温度72.7℃)
●無料(だけど賽銭箱があるのでいくらかは入れましょう)
●4~11月…5~23時/12~3月…6~23時
●長野県下高井郡野沢温泉村
野沢温泉のシンボル大湯の前から続く賑やかな通りをずっと行くと、次第にお土産屋さんや飲食店などが少なくなり住宅地っぽくなっていく。
十王堂の湯はそんな住宅地に建つ2階建ての共同湯だ。夕暮れ時に見上げる2階のアーチ窓がちょっとレトロっぽい雰囲気だ。建物の脇に、温泉卵を作れる場所がある。温泉を使っての洗濯場もあるようだ。
1階が女湯、2階が男湯。中は浴室脱衣場一体型になっていて、脱衣棚もたくさんあり浴槽も10人以上楽々入れそうなくらい大きい。さすがジモティー御用達型共同湯。夕食前のひとっ風呂ってわけか、かなりの賑わいっぷりだった。
脱衣棚の下のほうが少し広くスペースがとられているな~と思ったら、そこに赤ちゃんが寝かされているのにはビックリ! 作り付けのベビーベッドってわけですか! 小さな子供を連れた若いお母さんなどもいたので、なるほどなーと思った。
温泉は緑色がかって香しい硫黄臭の漂う、柔らかい湯。白や黒の湯花がどんどこ舞っている。
湯温は43~4℃くらい? 適温の上限が42℃とすればまぁ熱めだけど野沢温泉ではこれでも温めなんだろうか。2~3歳くらいのちっさい子たちも当たり前のように浸かってるしね。
それにつけても、湯の街の皆さんの浴槽ぎわに陣取っての洗髪の見事さには惚れ惚れします。私なんかシャワーじゃないとやっぱりうまく流せないな。特に後ろアタマ。
温泉名:野沢温泉 十王堂の湯源泉 入湯日:2010.11.6
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