行くぜ野沢温泉外湯巡り・その7・真湯
長年行きたいと思っていた野沢温泉。熱いよ、激熱だよと脅かされていたので、着いた日に回った共同湯はどこも拍子抜けするほど適温(といっても野沢にしては…というレベルだが)。でもこれは午後~夕方でたくさんの人が利用した結果なんだろう。やっぱり野沢温泉の激熱っぷりを体験するなら朝だよな~。てなわけで、朝ご飯を早めに済ませて、またまた素早く湯巡り!
野沢温泉共同浴場 真湯
●真湯源泉 単純硫黄泉 (湧出温度66.2℃)
●無料(だけど賽銭箱があるのでいくらかは入れましょう)
●4~11月…5~23時/12~3月…6~23時
●長野県下高井郡野沢温泉村
野沢温泉スキー場の「真湯ペアリフト」乗り場が前にあるくらいなので、温泉街の中心からはけっこうな登り坂。行ったのは11月だったので紅葉がキレイだなぁ
で済んだけど、冬だったら恐い。特に真冬の下り坂は相当恐そう…。写真はつつじ山公園方面、かな。
てなわけでスキーヤー相手のお土産屋さんや旅館が並ぶ先に、まだ新築して間もない感じの小綺麗な共同湯が建っている。朝の8時半過ぎ。中には誰もいない。
浴室脱衣場一体型の内部もまだまだとても新しくてキレイだ。湯口の上には花が飾られている。
しーんと静かな浴室に、湯が注がれる音だけが響いている。湯の色はなんとも美しい翡翠色。硫黄の匂いもかぐわしい。
…けど、イヤ~な予感。
湯口からはそりゃもう何の迷いもなくザンザンと源泉が注がれ、気前よく掛け流されている。66℃の源泉には当然誰も浸かれないから、泉源から湯口まで来る間に自然に冷めるような仕掛けにはなっている。
…ではあるけれど。
恐る恐る湯桶で湯をすくい、手を入れてみると……熱~~~~っ!
これは熱い! まさに野沢温泉! ただちに加水用の水道栓をあける。美しい翡翠色なのに凶悪な熱さ。
それでも桶にすくって手で揉んでからカラダにザバザバとかけていく。熱っつーーーー! でも気持ちいい。でも激熱だ。
熱いうえに肌にまとわりつくような感触。黒い湯花がざくざくと舞っていて、桶で湯をかぶっているだけでも肌に残る。野沢温泉として最上のコンディションにあるといっていいかも。
無人の朝の共同湯で、私は何と戦っているのだろうというくらい、お湯をかぶったなぁ…。で、さんざん掛け湯をしてから思い切って入ってみたけど、あえなく5秒でギブアップ(ノ∀`)
わたしまけましたわ…。
というわけでシッポを巻いて逃げ帰ってきたけれど、真湯は硫黄臭の強さといい色といい肌触りといい素晴らしいお湯だった。歩きやすいとは言い難い旅館のゲタで坂を登ってきた甲斐ありました、はい。
温泉名:野沢温泉 真湯源泉 入湯日:2010.11.7
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コメント
数ある外湯の中で一番好きなのがこの真湯です。
実はこの真湯の真ん前にある「藤屋旅館」に結構泊りましてね(草野球の忘年会とかで)、真湯にも何回も入りました。
最初に入った時は「うっわ!キッタネェお湯」って思ったもんですがアレが湯花なんですよねぇww
野沢の外湯は上に行くほど熱いって聞いてましたがその中でも真湯は尋常じゃない熱さ。
でも地元の人は平気で入ってますもんね。
(恐るべし地元民w)
いやぁ、マジ行きたくなってきたぞぉ野沢温泉。
投稿: へぎ | 2011年2月18日 (金曜日) 13時12分
はあ。行ってみたい。
?きのう行ってきたのに!スキーで疲れて帰ってきてしまいました。
ああ。
投稿: reo | 2011年2月20日 (日曜日) 09時50分
>へぎさん
へぎさんのところからだったら日帰りでもチョチョッと行って来れるんじゃないですか?
でも、泊まりがけで、旅館の浴衣着てゲタからころして回るのも楽しいですよね。真湯、オススメの通りいいお湯でした。
>reoタン
硫黄のお風呂は癒されるっていうより、テンションがピュピューー!とあがる感じだから、お帰り前にひと風呂浴びといたらよかったね。
投稿: アイアン | 2011年2月20日 (日曜日) 22時55分