「アートサイト岩室温泉2011」に行きました
岩室温泉と武蔵野美術大がコラボしたアートサイト岩室温泉は2003年に始まって、断続的(?)に開催されてたんだけど、今年ようやく行ってきました。
岩室温泉街には明るいグリーンの看板が溢れてます。角屋悦堂さんの向かいの小鍛冶屋というイベントスペースが期間中、「よりなれcafe」という総合案内所になってます。この中にもアート作品があり、お茶もできます。パンフレット(300円)も買いました。さぁ、張り切ってアート巡りに出発! たくさんある作品のほんの一部ですが、写真で記録しておきます。クリックすると多少w大きくなります。
格式高い「高島屋」さん。高級宿だけどスタッフさんの接客でリラックスさせてくれるいい宿ですよ。館内作品は、明治天皇の間にありました。ギャップすげーー。
シックでステキな「小松屋」さんの門をくぐると、プロジェクターでアヤシイ映像。そして玄関にズラッとロックスターたち。そして、その足元には札束が6億円! ウハウハ! これ、フェルトに刺繍されたもの。手芸部魂がさわぐわぁ。
「皆元」さんの作品群。
「綿々亭綿屋」さんのギャラリー栢は健在。無個性なはずのピクトグラムたちが思い思いに主張してる作品は、わたし的№1! 綿屋さんは大好きなお宿なので、いつの日かまたお世話になりたいです。
岩室温泉では数少ない掛け流しの宿「松屋」さんの古風な車寄せにはスクリーンが。動画はこちらを。そうそう、各お宿の玄関には可愛いムサ猫看板がありまして、「入浴できます」「できません」のメッセボードが出てます。岩室は立ち寄り入浴できるお宿が少ないけど、アートサイト期間中は滅多にないチャンス! 前々から入りたかった松屋さんに入浴してきました。素晴らしいお湯でした。
「すみのや」さんの玄関をガラリと開けると、ウワッッ! 廊下にズラッと飾られた現代浮世絵も必見ですよ。
「松葉屋」さんのロビーは毛糸とテントウムシと行き交うお客さんでカラフル。他に、触って体験するアートもありました。
巨大旅館「ゆもとや」さんは宴会旅行で何度も来てます。吹き抜けを利用した豪快な作品や、高級感溢れる館内にあって全く違和感のない作品の数々。美濃和紙の新郎新婦と呼吸をする亀が異彩を放ってます。ここでも立ち寄り入浴してきました。露天風呂のお湯のコンディションが思いのほか良かったです。
「いわむろや」は岩室温泉の観光施設で、足湯もある、道の駅のような存在。このニャンコたちは何だ? アート作品を見て、巻の洋菓子屋さんグリュックのクッキーとコーヒーでひと休み。そして、西蒲区の名産品コーナーで買い物。巻の名物、干し大根のカラシ巻きを大人買い~♪
佇まいがステキな「濱松屋」さんの中に初めて入れました。写真はないけど、懐かしい街角アニメーションの空間がなんとも和めました。
アート巡りのラストは「ほてる大橋館の湯」さん。玄関からロビーにかけて幾つかの作品があるんだけど、なんといっても、武蔵美「世界の椅子コレクション」!
展示された椅子のいくつかです。自由に座れます。下段の青い椅子は変な形だけどすごく座り心地がいいんです。
そして、右の写真はコレクションではなく作品ですが、これも座れます。
3軒入浴できる湯めぐりパスポート(1200円)を買っていて、1枚余っていたので、こちらの大橋さんでも立ち寄り入浴をしました。さすがに湯疲れでグッタリ。湯上がりはこの作品に腰掛けてボーッと庭を眺めて過ごしました。意外と座りやすいんです。
というわけで、岩室温泉街のレアな楽しみ方ができる「アートサイト岩室温泉」。岩室にはよく来ているけど、新たな発見があったり、泊まってみたい宿が増えたりしましたね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント