カフェ雪甘月に行きました
去年の秋冬頃から突如カフェ巡りに目覚めた私たち夫婦。カフェでおしゃべりしたり本を読んだりして時間を過ごす。家にいるのとは違う種類のまったり感がたまんない。
新潟市内ではなく、どこかドライブに出かけた折にステキなカフェに行きたいなと思ってサポリン内で訊ねたところ、「長岡の雪甘月はいいですよー」という複数のお答えをいただいた。長岡から柏崎に向かう国道の途中にあるそうだ。
暮れに母がケガをしてカフェどころじゃなかったけど、ようやくあちこち出られるようになったので、プチ湯治旅行の帰りに長岡の江口だんご本店さんにGO!
長岡市内のあちこちでこのデカいお団子看板は見たことがあったけど、ここ本店はちょっとしたお団子テーマパーク。ややおポンチなデカダンゴとはうって変わって、本店の建物は豪農の館のようだ。実際の古民家を二棟、移築再生させてあるんだとか。しっかしスゴイ雪ですこと。敷地は1500坪らしいけど、積雪がすごすぎて何がなんだかわかんない。一体、カフェはどこにあるのーー!?
暖簾をくぐって長い雪の回廊を辿ると途中にはギャラリー宮本という展示スペースもある。店内に入るとカマドがしゅーしゅー、餅米をふかすいい香りが満ちている。豪奢なおひな様と、1900年代アメリカ製のアンティックピアノ。そして、美味しそうな餅菓子の数々。特に和菓子が好きというわけではない私でさえ、あれ食べたいこれ食べたいとハァハァしてしまう演出がばっちり凝らされている。あっ、それから、例の茶色いお赤飯も売られていた! どう見ても醤油おこわですが、どーいが、これどーいが!?(長岡弁) “地元の醤油と地酒で味付けされた”という殺し文句にクラクラだ。ここ、県外の人を連れてきたらイチコロだね。
店舗部分の2階にも甘味喫茶スペースがあるんだけど、店内を抜け、くぐり戸を通ると、2階建ての蔵があり、そこが目指すカフェ雪甘月。
蔵の中は驚くほどモダン。
お団子屋さんの敷地内の洋菓子屋さん兼カフェ。ロールケーキとプリンと米粉シュークリームが主な商品だ。
ロールケーキもプリンも売り切れていたので、シュークリームとコーヒーをいただいた。クッキーシューみたいな軽いサクッとした歯ごたえが美味しかったなー。
左の写真に写りこんだ方はもしかして…お店の偉い方のようなんだけど、ぜひ2階にもあがって全体を眺めてみてくださいねとアドバイスしてくださったので、ほいほいと階段を駆け登る。
蔵などの再生設計では有名な建築家さんを招いた作ったというこのカフェ雪甘月は、隠れ家というコンセプト通り、江口だんご本店の本体に隠れるようにひっそりと建っていて、特に2階席は“隠れ家度”が高くなっている。
ただ、こちらのカフェはショーケースのあるカウンターで注文してお金を払って自分で受け取って片付けて、というシステムなので要注意ですな。
でも、2階にあがってしまえばそこは寛ぎのスペース。じっくりと静かな時間が過ごせそう。
蔵の裏手はどんどこと雪が積もっていてわけわからん状態だったけど、暖かい時期はテラスがあって外でお茶もできるんだろうな~。
雪甘月では村上紅茶を扱っているので、北限の紅茶をそよ風の中で味わいたい。
むふ~、優雅(* ̄ー ̄*)
3月3日雛祭り。ちょっとガーリーなエントリを書いてみました。
江口だんご本店/長岡市宮本東方町52-1
雪甘月/10:00~17:00 ℡.0258-47-4122 定休日:元旦のみ
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コメント
m(_ _)m カフェ雪甘月 落ち着きますよね
5月位になったら、建物の裏手に回ると 小川が流れていて 小さな橋があります。 田圃がいくつか有るので 江口屋さんを背にして畦に座り 美味しいお団子を頂くのもお薦めですよ。
投稿: Don | 2011年3月 3日 (木曜日) 15時06分
>Donさん
小川と田んぼ~.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*!!☆
素晴らしく牧歌的でしょうね。今から楽しみです。
長岡方面、まだまだステキなカフェがありそうですね。
投稿: アイアン | 2011年3月 3日 (木曜日) 22時12分