庄内平野どまんなか・なの花温泉 田田
GWにあるまじき雨と低温。それでも山形には星の数ほどの温泉施設があるのでダイジョウブ! そのクオリティの高さ/料金の安さには毎度毎度感服するのみ。
なの花温泉 田田
●3号泉…ナトリウム‐塩化物泉/4号泉…ナトリウム‐塩化物強塩泉
●400円
●6~22時 第3水曜日の6:00~17:00は休館
●山形県東田川郡三川町大字横山字堤172-1 ℡:0235-66-4826
http://www.iroribinosato.info/denden.html
鶴岡市街地から車で10数分。庄内平野の真っ只中に「いろり火の里」という、道の駅や文化ホールや宿泊施設が集まったエリアがあって、その一角に田田(デンデン)は建っている。
去年、ここよりほんのちょっと先にある長沼温泉ぽっぽの湯に行った時、通りすがりに「なんか豪華~!」と思って見ていたのだ。
あんまりピカピカ立派なセンター系入浴施設だと肝心の温泉はイマイチなんじゃないの?と勘繰るのが温泉ヲタのサガだけど、ここは山形。それはないない。絶対ありえない。というわけで訪れてみると、400円という安さ。もしかしてこれでも山形県ではお高いほうなんじゃないだろうか。
靴箱の鍵は自分持ち。自販機で入浴券を買って係の人に渡す。白壁に黒い梁がめぐらされオシャレな館内。でも、全体的にいなたい雰囲気が漂う。
脱衣場の鍵付きロッカーは10円玉リターン式。ドライヤー無料。
さて浴室。シャワー付きカランは14基。サウナあり。
右手の大浴槽はなの花3号泉が循環で投入されている。薄茶色透明で、薄い塩味。後味は苦い。
左手の10人程度の岩風呂にはなの花4号泉が掛け流されていて、香しきアブラ臭が漂わせている。茶色に濁ったお湯は透明度10cm以下。とてもしょっぱいけれど後味が甘く感じる。すぐ近くの泉質が似ている長沼温泉ぽっぽの湯と比べると幾分おとなしめなお湯だけど、それでも成分の濃さを感じる。どんどん汗が出てくる。やっぱり山形県の温泉施設ははずさないな! ステキ~♪ まわりはディープな庄内弁が飛び交っていて、アタマもくらくら。ここは少しクールダウンしなければ!…それにはピッタリの設備があるんですねー。強塩泉に長湯してのぼせる人が多いからなのか。マイナスイオン室という部屋に入ると、そこは室温18℃ 火照った体でデッキチェアに寝そべると、体じゅうからホワホワと湯気がたちのぼる。これもマイナスイオン!? リフレッシュして、またまた温泉へ。
とっぷりと温泉を堪能してから、ロビーでだだちゃ豆アイスをいただく。
大広間利用は200円。食事処やマッサージ処もある。お湯も良くて、施設も充実。やっぱり山形は温泉王国でした。
温泉名:なの花3号泉、4号泉 入湯日:2011.5.1
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