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2011年6月 9日 (木曜日)

温泉道楽の極み・さいたま市・見沼天然温泉 小春日和

埼スタでの試合は雨が多い。
今回もそう。開場前の並びはもちろん、雨ざらしのスタンドや、ぎゅーぎゅー蒸れ蒸れのコンコースで長時間過ごすのはイヤだったので、極上の温泉施設で時間を過ごしてきましたよ。


 
 
見沼天然温泉 小春日和

 
●ナトリウム-塩化物強塩泉 (湧出温度38.4℃)
●平日800円 土日祝900円
●平 日 10~24時  土日祝 9~24時
●埼玉県さいたま市見沼区染谷3-191  tel.048-686-3636
   http://www.koharubiyori.co.jp/

 
Koharu浦和美園駅から大宮駅行きのバスで、「染谷新道」バス停下車。コミセンのある坂道を10分ちょっと登っていったところにひっそりと、まるで隠れるように建っている。その風情がなんともステキ。
広い駐車場があってほとんどがクルマで乗り付ける、普通の温泉立ち寄り施設なんだけど、その外観は贅沢の極み。風流な庭園を辿って玄関まで歩くわずかな間にもワクワク感が。「人里離れた見沼の秘境」というキャッチコピーはあながち大袈裟じゃない。

中に入るとすぐに床屋がある以外はフロントだけで、人がたまる場所がないので、限られたスペースを極限まで機能的に使うスパ銭とは違い、閑静な雰囲気。どこかの一軒宿をのんびりと訪れたような心持ちになる。

あぁ、もうすっかり小春日和マジックにハマってる。

 
Koharu3廊下を歩いていくと、食事処や整体処があるエリアだが、全体的にゆったりとした配置になっている。そして、窓の外にはどこからも本格的な日本庭園が見渡せる。さすが造園業の里!

さらに廊下を歩いてようやく浴室。
洗い場は仕切りがあって使いやすい。
内湯にはサウナや水風呂、ジャグジーもあるが、メインの大浴槽・小浴槽ともに源泉が掛け流されている。大きいほうは加温源泉、小さい方は非加熱源泉だ。ともに浴槽から滔々と赤茶色のやや濁り湯が流れ出ている。あああ~贅沢だ。何度も言うけど贅沢だ。
そして露天エリアに出ると、緑深い庭園に囲まれた広々した中に浴槽が4つ。屋根がかかってない浴槽もあるが雨の日用のすげ笠が備え付けてあった。
が、この時期一番人気はやっぱり38.4℃の非加熱源泉浴槽だ。露天ではこの浴槽が一番広かった。塩辛く金気臭のする濁り湯は、湯口の近くにいるとピチピチと炭酸のはじけるような音がする。お湯の一番いいところを何も加工しないでたっぷり楽しめるよう提供している、温泉道楽による温泉道楽のための温泉施設だなぁ。

 
浴後はベタつくこともなく肌はしっとり。が、肌の弱い人はシャワーで温泉成分をサッと落としたほうがいいかも。そして、かなりグッタリ感がくるので、長湯は要注意だ。
湯疲れしたら、2階のごろ寝スペースへ。マットが置かれた部屋は男女別など3つあり、静かに仮眠できる。
 
で、そこで30分くらい眠ろうかなぁと思ってたのだけど、なんと奇跡的なことに、キックオフ時間を1時間遅く勘違いしてたことに気付いてしまった! うわわわ、3時だと思ってたのに2時かよ~~!
というわけで、慌ててタクシーで埼スタに駆けつけて事なきを得ました。料金は1900円程度。でも、そんな出費を余儀なくしたとしてもお釣りがくるくらい素晴らしい温泉施設だったわー。


 
温泉名:染谷天然温泉花みずき    入湯日:2011.5.28

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