あせもは1回で枯れてきます・福岡市・博多温泉 富士の苑
今年も猛暑到来。うちはまだクーラーのコンセントすらはめてないから汗だくだく。こまめに肌をケアしないとアセモが出来てしまいます。汗っかきはこれが辛いのよね~。
そんな汗っかきの聖地はここだ!
博多温泉 富士の苑
●ナトリウム-カルシウム・塩化物泉 (湧出温度45.4℃)
●10~17時…800円(一日休憩可)/10~22時…1時間以内400円
●10~22時
●福岡県福岡市南区三宅3-19-7 ℡.092-551-4126
http://www.fujinoen.co.jp/
3月アタマ、リーグ開幕戦の福岡戦の後でいそいそと入りに行った博多温泉、富士の苑。
ほんとは博多元湯が一番のお目当てだったのに、辿り着いてみたら閉まってる! ちょうど管理者の方が出てきたので訊いてみたら、つい最近閉館時間が18時から17時に早まったのだとか。なんたる悲劇! 閉まったばかりかよ! 九州温泉道さん、データの変更プリーズ!
仕方なく、近くの温泉旅館清水園さんに行ったけど、ここも立ち寄り時間終了。途方に暮れつつもケイタイのナビウォーク片手に、富士の苑に辿り着いたというわけです。三軒とも博多温泉という括りなんだけど、富士の苑は那珂川の対岸に位置する。橋を渡ると、タワーマンションっぽい建物が。もしかしてゴージャス系!?と一瞬だけ思う。一瞬だけ。
正面玄関は写真左のほうだけど、土手側から行ったので写真右の入り口から入館。併設のゴルフ練習場があって、そこの出入り口を兼ねているようだ。その玄関に入ると、高校野球の選手とおぼしき若者たちがごった返していて、なんか怪しさ満点。この旅館はスポーツ合宿系のリーズナブル旅館のようですな。靴箱に100円玉が必要で、しかも有料なので「げげっ」と思ったけど、フロントでなぜか100円が返却されるという“人力100円玉リターン式靴箱”なのであった。
1時間以内だと料金が400円なので、受付で入り時間をチェックされる。
ロビーから階下に降りていくと、さらに怪しさ漂う浴室へ。脱衣場は脱衣籠&棚と、10円必要な有料鍵付きロッカーの2種。
そして壁には「アセモは1回で枯れてきます」「枯れなければ返金します」という貼り紙が…。
アセモが枯れるって表現、アセモが治るってことですかねぇ。治ったかどうかってどのように判定するんだろう。でも、とにかくアセモに自信あり!ってことだよねっ。
浴室は賑わっている。シャワー付きカランはさら湯のものと源泉が出てくるものがあるので、せっかくだから贅沢にも源泉で体を洗う。むふふっ。
大浴槽には満々と源泉が掛け流されているのだが、浴槽の中から「天然低温サウナ」への入り口がある。それって何?ってことで中に入ってみると、大浴槽より更に源泉温度そのままといった熱いお湯がドバドバ注がれる小さな浴槽があり、その湯気で狭い浴室自体がサウナ状態になっている、という…。それってサウナなのか? そういえば怪しい系温泉施設天国の甲府にもこんなところあったなぁ。パンチの効いた源泉がぴしぴしとカラダに効いていく気分ありあり。湯気もくもくで意識朦朧。
お湯はややしょっぱ苦く、ちょっと硫黄が香る、シャキッとしたお湯。いかにもアセモに効きますよ~という。この頃はまだ出来てなかったから確かめようがなかったけど。
露天風呂もあるんだけど、浴槽は何故かとても細長くて、浅~い。さながら、座湯のような浅さでこれ冬期間は寒くて無理でしょという不可解さ。
それでもいいのさ、と思わせる怪しい系。好きですねぇ、こういうところ。
夜、浴槽のお湯全量を落とし、朝投入を開始するので、泊まると源泉ザバザバ一番風呂を味わえるらしい。レベスタ参戦する他サボの皆、ぜひぜひ。
ここから博多駅に戻る経路がわからなかったので受付の女の子に聞いたら、最寄りバス停「三宅本町」までの地図を渡された。時刻は18時半頃。3月アタマの新潟のその時刻といったらもうすっかり日が暮れているはずなのに、福岡はやけに明るいなぁ、日本ってけっこう広いんだなぁと思いつつぼんやりバスに揺られて帰路についたのだった。
温泉名:博多温泉富士の苑源泉 入湯日:2011.3.5
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