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2011年11月25日 (金曜日)

温泉愛がいっぱい・米沢・小野川温泉 うめや旅館(宿泊)

今回は会津2泊3日旅行のはずだったんだけど、友人が6月頃に行ってすごく良かったって話を聞いてたので、喜多方からちょいと県境を越えて、小野川温泉で1泊。


 
 
小野川温泉 うめや旅館

 
●含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 (湧出温度80.3℃)
●立ち寄り入浴 有り
●山形県米沢市小野川町2494   ℡.0238-32-2911
   http://onsentamago.com/

 
111110_094701うめたまちゃん」というキャラが可愛いうめや旅館さん。それ以上にお湯がいい~と聞いたので、迷わずチョイス。
うめたまちゃんはこのお宿ご自慢の温泉たまごなんだと思うけど、ちょっと「おじゃる丸」のでんぼに似てる。そして小野川は蛍の名所でもあるんですって。夏はそりゃもう蛍の乱舞なんだって。水がキレイなんですな。
その小野川温泉は甘い水ではなく、ほんのりしょっぱく卵味の美味しいお湯。飲泉すると消化器に効く、慢性便秘に効く、糖尿などなどありがたい効能があるようだ。うめや旅館さんでは夕食の時に水差しに源泉を出してくれるという嬉しい心遣いがあった。そりゃもう、米沢牛のしゃぶしゃぶなんていう身の程知らずの贅沢をしたので、食後は源泉ガブ飲みですよガブ飲み!

Umeya4_2源泉へのこだわりと愛は相当なもののようで、館内あちこちに湯使いの解説が掲示されている。こういうのはマニアにはたまんないわけですよ。そして、単に湯がいいというだけでなく、温泉熱を利用したヒーターが部屋に設置されているというのも、マニア感涙。感涙といえば、こちらのページの湯船と湯量の計測なんて、とんと数字に弱い私でも面白い。勉強になります。

Umeya3_2さて、お風呂。
浴室は浴槽1つとシャワー付きカラン3基だけとシンプルだけど、それ以外は何も要らないという感じ。
ただひたすら、新鮮な源泉がザーザーと掛け流されている。
こざっぱりした脱衣場から浴室に入ると、うっとりするような硫黄臭が! 月岡咲花などのおっとり系硫黄臭とは違う、粘っこく鼻孔に絡みつくような香り。浸かると、トロスペした肌触りで刺激は皆無。いかにも肌に優しいぞ~というお湯だ。 これは癒やされる~。心身ともにいきなりフニャフニャ。

小野川温泉には宿泊者だけが買える「夢ぐりプラン」という湯巡り手形的なものがあって、1000円で3ヶ所のお宿や共同湯に立ち寄り入浴できる。これ買って使おうと思ってたんだけど、うめやさんのお風呂に入ったら、もういいやって思っちゃいましたとさ。共同湯にはもちろん入りに行くけど、他の旅館を巡るよりここのお湯を味わい尽くそう。そう思えるお湯だったなぁ。
 
ところで、夕食前の散歩で小さなカフェに入り、お店の人と温泉トークしたんだけど、「うめやさんの浴室に入った瞬間の硫黄の匂いがたまんなくステキ」と言ったら、「私たちはもうずっとここに暮らしてるから匂いをあまり感じませんねー」だって。そんなもんなのかっ。月岡の人も咲花の人も、そうなの?

Umeyakozokuyuうめやさんには男女別浴室の他、家族風呂があって、予約等は必要なく、空いていれば自由に鍵をかけて貸し切り入浴できる。
ここは立ち寄り入浴では入れないんだけど、こんな感じ。ひたすらシンプル。だけど生きのいい源泉がざんざん流れてます。
 
というわけで大満足の小野川温泉泊まり。ただ1つ心残りは、温泉熱を利用して栽培する冬の名物、小野川豆もやしが時期的にまだだったこと。11月下旬からなんだそうだ。スーパーで売ってるモヤシとは似て非なるものらしい。絶対食べたい!
するってぇと、この先夏ホタル/冬モヤシと最低でも2回は行かなきゃね。


 
 
温泉名:小野川温泉協組4号泉    入湯日:2011.11.4






 
 
 
 
 
 
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