サカ温泉発祥の地巡礼1・甲府市・喜久乃湯温泉
以前2007年に甲府に来た時の銭湯料金は380円だったけど、やや値上がり。どこでも銭湯を取り巻く状況は厳しいのかな。
喜久乃湯温泉は甲府駅北口を出て直進、最初の大きな交差点で左折して山の手通りという道を5、6分歩き、ホテル日商というビジネスホテルの角を右折して八百屋の角をさらに右折するとすぐ。駅から徒歩で12分ほど。バスは国立病院行きの「朝日5丁目」が最寄り。バス停は八百屋さんのちょい手前の場所だ。駐車場も数台分有り。北口方面にはここの他にもう少し駅近で温泉銭湯が2軒あるらしいけど午前中からやっているのはここだけのようだ。喜久乃湯は太宰治がよく通ってきていたという温泉銭湯で、エントランスが和風にちょっぴりリニューアルされているが基本的には年季の入った街の銭湯だ。暖簾をくぐると番台があり、料金を払う。脱衣場もレトロそのもの。
←暖簾の手前に掲示されているのは浴室マップ。4つある浴槽ごとにどのような湯使いがされているか表示されている。メガネ無しで浴室に入ると浴槽表示とかよくわからなくなっちゃうので、こういうのは嬉しいな。
浴室入って真ん中にある楕円形の浴槽は中で2つに分かれていて、熱めと温め。これはどちらも循環加熱。
浴室角にに3、4人ほどの小さな細長い浴槽が2つあり加熱したもの(弱ジェット風呂)と非加熱水風呂で、これはどちらも源泉。その奥にサウナがある。
無色透明のお湯は硫酸塩泉のいい香りがして、スベッとする肌触り。あっさりした泉質で午前中から入るには最適だ。加熱と非加熱源泉を交互浴して疲れを癒やす。なにしろ新潟から朝イチ新幹線に乗ってここまで、乗り換え4回もしてやっと辿り着いたのだ。ふぅ~、ほぐれる~。
ここ喜久乃湯は2階にお休み処があって、料金は入浴料込みで800円。
浸かっている時は温和しめな泉質だなと思ったけど、あがって外に出て甲府中心街行きのバスを待っていたら体がぽかぽかしすぎてジャケットを脱いでしまった。
さて、小瀬に行く前にもうひと風呂!
温泉名:喜久乃湯温泉 入湯日:2011.11.27
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