景色もご馳走・麒麟山温泉・福泉(宿泊)
ナビ予清水戦、まったく見てないので、とりあえずなかったことにするっw
先月、急に2日間休みが出来たので新潟市内から遠からず近からずの津川・麒麟山温泉に泊まりに行きました。
絵かきの宿 福泉
●ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
●立ち寄り入浴有り
●新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬5886 ℡.0254-92-3131
http://ryokan-fukusen.co.jp/
滔々と流れる阿賀野川が眼前。時間によって、天気によって、さまざまに変化する景色は素晴らしい。いつもあまり眺望にこだわらないけど、この広々した眺めはステキ。
(夏の眺め@古澤屋さんはこちら)
ずいぶん以前訪れた時とはすっかり変わって、建物内外はキレイにリニューアルされてました。左の写真はリニュされた和モダンな廊下、右のは昔のままのレトロな廊下。うんうん、この緑色の廊下、覚えがあるなぁ。ここからお風呂エリアに降りていくのだ。
1番基本的な和室。祝前日ではなかったので直前泊バーゲン価格で泊まれちゃいました。客室もキレイに改装されてます。絵かきの宿なのでスケッチブックと鉛筆備え付けw
左の露天風呂は貸切露天(45分1155円)。貸切1回無料のプランだったのでさっそく鍵を借りて入りました。5、6人ゆったりできそうなお風呂に硫酸塩泉のほのかないい香りのお湯が注がれて、すぐ前には阿賀野川。これだけでも非常に贅沢。
右の岩風呂は貸切ではない露天女湯。ここは脱衣場も風呂も昔のままだった気がします。貸切のほうは洗い場がないので、ここの洗い場で体を洗ってからの入浴でした。着たり脱いだり忙しいけど、それも旅館の楽しみです。
福泉さんの露天エリアはほんと河面すれすれなんだけど、内湯はそれより少し高いフロアにあります。左の写真は内湯女湯。昔はここがものすごく狭くてビックリしたんだけど、今は脱衣場から浴室までモダンに改装されていて使い心地バツグンです。アメニティも完備されてます。もちろん浴室からの眺望もばっちり。
真ん中の写真は内湯に行く途中にあるドア。これは家族風呂。ここは空いていればいつでも自由に入れる貸切風呂になります。内鍵をかけて入ります。外の眺めはなくこぢんまりだけど、可愛らしくモダンで寛げる空間です。
というわけで、つごう4ヶ所のお風呂に入れるのでさながら旅館内湯巡りができちゃう。貧乏性の私は滞在中、部屋と浴室を行ったり来たり。入浴トレーニングかっ。
加温・循環濾過のお湯だけど、香りがよくアルファ波出まくりの解放感でした。
さて、旅館といったら旅館メシ。
格安で泊まってるのに申し訳ないような手のこんだ料理…の一部。部屋食なのに山菜の天ぷらなんて揚げたてアチアチでハフハフいって食べましたよ。全体的にボリューミーではないので、酒好きな私たち夫婦向け。
「麒麟山」というお酒は新潟市内でもよく見かけるのでいつも飲んでます。だからこの日は「麒麟」という津川のお酒をごんごんといっちゃいました。酒だよな~、旅館メシにはやっぱり日本酒だよな~。
たらふく呑んでグッスリ寝て起きて、朝風呂入ったらもうお腹が空いて…。当然朝ご飯も品数多め味付け控えめの体にやさしい内容でした。
大河の眺めを満喫できるロケーションということは自然の脅威も受けてしまうということ。去年7月末の福島・新潟大水害でここ福泉さんも露天風呂エリアが水をかぶってしまい大変なことになったそうです。こちらの隣に建つ松仙閣という木造3階建ての歴史ある割烹旅館に至ってはこの水害被害のせいで廃業されてしまったそうです。折立温泉の大鼻旅館だけじゃなかったのね…。
福泉さんは数日休業を余儀なくされたものの、宿スタッフ総出で水没部分を掃除しまくってなんとかお盆休みには間に合わせたとか。そんなエピソードを部屋係のかたから聞くと、ますます、雄大なリバービューをほしいままに出来ることが有り難く感じます。
温泉名:麒麟山温泉 湯の浦1号・4号泉混合 入湯日:2012.3.20~21
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