小さな風呂の大きな幸せ・佐賀 嬉野温泉・一休荘(宿泊)
鳥栖戦の後、ぐったりしながら嬉野へ移動。情けなさに輪をかけて、夕飯はコンビニおにぎりを電車内で喰らうというていたらく。だけど辿り着いたお宿にはすんばらしいお湯が待っていてくれたのだった。
一休荘
●ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 (湧出温度86℃)
●立ち寄り入浴なし
●佐賀県嬉野市嬉野町下宿丙15-61 ℡.0954-42-1315
佐賀駅から電車で長崎本線・武雄温泉駅へ。そこからJR九州バスで30分ほど。運賃640円。終点の嬉野バスセンターに着くと、その向かいが一休荘だ。知らない土地に夜半に着いてどうしよ!?とビビってたら拍子抜けw
ゴージャス系大型旅館がぼんぼんと建つ嬉野温泉だけど、家庭的な商人宿テイストの旅館だ。1人泊はこういうところが安らぐなぁ。
磨き上げられた廊下や古くて急でピカピカな階段、謎のスロープなどを通って部屋に落ち着くと、もう敗戦のしょんぼり感なんか忘れちゃうのさ。私は「唐泉の間」というトイレ・洗面所・一畳程度の控えの間付きの部屋でのびのびお泊まり。近くのローソンでアルコールやおつまみを買い込んで、部屋の冷蔵庫に入れてから、さぁ温泉!
一休荘は部屋数7つ。浴室は岩風呂とタイル風呂の2つがあり、いずれか空いていれば鍵をかけて貸切入浴するシステムだ。
温泉は同じでも岩風呂のほうが雰囲気はいいし、若干大きいので、岩風呂ばかり入った。シャワー付きカランも2基ある。
高温のため加水という掲示があり。浴槽に付いている蛇口をひねると源泉が出てくるので、手動掛け流し浴槽ってかw
嬉野温泉はツルトロ美肌湯の代表格とされているけど、ホントに濃いぃ美容液みたいでビックリ。ご参考までに、炭酸水素イオンは748mg、メタケイ酸113mg、ナトリウム412mg。小さなお風呂だからこそ満喫できる温泉のパワー。いつまでも入っていたい気持ちよさだった。浴後しばらくすると、サラサラした汗がだくだく。もちろん肌はしっとりつるつる。言うこと無しだ。
1人の部屋で泥のように眠って、朝は6時起きして、シーボルトの湯という公衆浴場に行ったり散歩などして、もちろん一休荘の極上湯にも浸かってめいっぱいお腹を空かせてから、朝ご飯。部屋食。嬉野名物の温泉湯豆腐付きだ。ごく仄かに塩味のある温泉水で炊かれた豆腐は不思議なくらいトロントロン。温泉成分と豆腐のタンパク質がなんちゃらかんちゃら…だそうで。とにかく美味。ヤクルト的飲料が付いてるのも嬉しいし、食後はコーヒー&チョコがサービスされて、もう満々腹。あ、タマゴはリクエストしてがっちょり焼いてもらいました。
嬉野は温泉だけでなくお茶処でもあるってことで、部屋備え付けのお茶っ葉もいいものでしたねぃ。そして春っぽいお茶碗類も可愛い。
前日の土砂降り試合でびしょ濡れになったポンチョやストールも、チェックアウトする頃には乾いて、気持ち良くチェックアウト。
もし佐賀陸ではなくベアスタ開催だったら間違いなく嬉野温泉には来てなかったと思うので、日程クンには感謝しちゃおうかな。
温泉名:嬉野温泉観光(株)第4-3源泉 入湯日:2012.4.21~22
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コメント
遠方アウェイは大阪までですが、九州行ってみたいです。いつも温泉情報素晴らしすぎ!!
投稿: にゃん | 2012年4月28日 (土曜日) 11時39分
>にゃんさん
九州は一泊では欲求不満になるほどの温泉天国ですね。
意外と、埼玉や東京・神奈川にもいい温泉がたくさんありますので、ぜひサッカー温泉してみてください!
投稿: アイアン | 2012年4月30日 (月曜日) 21時27分