美しい棚田・越後妻有・まつだい芝峠温泉・雲海
大地の芸術祭で里山を巡っているうちに通り雨に遭いました。山の虹って谷間にも出るんですね。自分の目線より下に見る虹って初めてだったので驚きました。
この温泉もそんな風景を目の当たりにできる高台にあります。
まつだい芝峠温泉 雲海
●ナトリウム-塩化物泉 (湧出温度 1号泉…22.7℃/2号泉…46.7℃)
●600円
●10~20時 (冬期間は~19時) 水休
●新潟県十日町市蓬平11-1 ℡.025-597-3939
http://www.shibatouge.com/
建物の前に幾つか芸術祭の作品があります。
峠の1番高いところにそそり立つ雲海。宿泊したかったんだけど満員でした。
日帰り入浴の入り口と宿泊者入り口は分かれています。中に入ると靴箱があり、入浴券は自販機で買い、フロントに出します。私たちは大地の芸術祭のパスポートを提示したので、その割引分をフロントでキャッシュバックしてもらいました。
建物が細長いので、ラウンジも細長く広々してます。
脱衣場のロッカーは好きな場所を選べます。ゆったり感があります。
浴室の洗い場は仕切りがあって使い心地がいいです。
内湯は大浴槽が1つ。浴槽の一部がジェット風呂になってるのがちょっと邪魔くさいけれど、ジェットは弱めなのでまぁいいか。
内湯に使われているのは1号泉で、やや塩味、トロスベ感のある無色の循環湯。ちょっとツンとくる薬臭もあり、カルキ臭のない、気持ちいいお湯です。
内湯でカラダを暖めてから、露天へ。いやぁ、話には聞いてましたが、絶景です!
「な … な ん じ ゃ こ り ゃ ぁ ぁ ぁ ぁ !」 と叫びたくなるほど素晴らしく美しい棚田と山々の眺望です。逆に、声が出なくなっちゃいます。広い露天風呂には私の他にスペイン語を話す2人組がいたんですが、必要以上に小さな声でひそひそと喋ってました。
お湯は内湯とは別の、2号泉が使われています。これまた循環湯ですが、こちらはかなり塩味が強く、ややアブラ臭もするトロスベ湯です。
それにしても心洗われるような眺望。通り雨の後だったので、あちこちからほわほわと谷霧が出ています。そうか、これが早朝になると“雲海”状態になるのね。
いつまでもいつまでも景色に魂抜かれていたい露天でしたが、塩の湯なので暖まりすぎ注意。暖まりを鎮めるベンチもあるので、そこでクールダウンしました。
(他に、寝湯、サウナ、水風呂もありました)
温泉名:まつだい芝峠温泉1号泉、2号泉 入湯日:2012.9.3
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