大地の芸術祭2012に行きました・その4・津南
ウー・ダシン「タイムトンネル」は信濃川で魚を獲る仕掛けを模してます。河岸段丘の上から流域を一望。この界隈はアジアの作家さんの作品が点在してます。東アジア芸術村センター-ドラゴンが迎える場ではドラゴンカフェもあります。オープン時間前に行っちゃって呼び物のルーロー飯が食べられなかったのが残念でしたが、可愛いドラゴンのぬいぐるみに心惹かれました。
アン・ハミルトン「金属職人の家」は音の出る仕掛けなどがいっぱい。廃屋の中にだしぬけに鳴り響く音が楽しくて物寂しく、恐い体験です。
メジャック・ガバ「ミカドゲーム」は、外丸集落の神社にしつらえられた巨大ミカド。遊び方は集落の人々が総出でビデオで解説してくれます。よーく冷えた野菜やおいしい水もさりげなくサービスされてました。温もりのある空間でした。
津南の中心部には山本想太郎「建具ノモリ」が出現。ここはインフォメーションセンターもあって美味しい地元のにんじんジュースも買えます。ビタミン補給して、建具をくぐって遊びますw
ここもお馴染み。瀧澤潔「津南のためのインスタレーション-つながり」。Tシャツランタンやもこもこハンガー天井、Q&A短冊の他、今回は床下に古いオモチャなどが置かれたノスタルジックな空間も出来てました。
信濃川を臨む河岸段丘に、今回も足滝集落の人々のシルエットが集ってました。霜鳥健二「足滝に生きる」。人々の足型ノボリがサークルになってます。
「ミカドゲーム」もそうだけど、地域の人々と共に作り上げた作品って大地の芸術祭の醍醐味だなと思うのでした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント