紅葉にまみれたい・松之山温泉・和泉屋(宿泊)追記
※マクロビコースについて追記しました
松之山温泉 和泉屋
●ナトリウム‐カルシウム・塩化物泉(湧出温度85℃)
●立ち寄り入浴 500円
●十日町市松之山湯本7-1 ℡.025-596-2001
http://izumiya-inn.com/
松之山の温泉街の真ん中にある和泉屋さん。
創業は松之山の中でももっとも古い、明治中期だそうだ。温泉街のちょうど中心に位置している老舗。
大きな旅館の合間にちょこんと建ってる築50年の古風な宿の佇まいはとてもステキ。
「和泉屋」さんといえば、湯元シリーズの越後大湯温泉・和泉屋旅館さんを真っ先に思い出すけど、由緒正しき旅館名なのね。『全国和泉屋ネットワーク』なんてあったら面白いのにな、ひげさん。スタンプラリーなんかあったりして(≧∀≦)
小さな宿ならではの、温泉の素晴らしさ。
上の写真は貸し切り露天風呂で、これは加水・加温・循環濾過・消毒剤投入いっさいなしの完全掛け流し。
熱い源泉の投入量を加減することによって湯温が管理されてる。
貸し切りといっても、いちいちフロントに予約して鍵借りてという面倒なやり取りはなく、空いてたら入り口に鍵をかけて入る、という単純なシステム。
客室8つの小規模旅館だからできることだね。
松之山温泉といえば、独特の正露丸にも似たアブラ臭と塩辛さがキョーレツな泉質。浸かると、ビシビシッと体内に成分が攻め入ってくる感じがベラボウに痛快だ。
ホウ酸含有量もすごく多いってことで傷などの治りも早い。お肌もトロトロ。
文句なくいいお湯で、完全掛け流しとくればサイコー!…なんだけど、暖まりもハンパないため、夏に訪れた時は湯上がりが暑くて暑くてもう大変。岩盤浴なんかメじゃないくらい汗が出る。いやぁ、デトックスデトックス┐('~`;)┌
右の写真は貸し切り露天の脱衣場だけど、どの浴室にも成分分析表と源泉の使用状況(加水加温があるとか、循環があるとかないとかetc…)が詳しく表示されていて、温泉マニア感涙。
ホームページでもこの情報は開示されているので、興味ある方はご参照を。
←これは女性浴室。
ぬる湯と熱湯浴槽に分かれている。この外に露天風呂もある。
循環したお湯に源泉を投入している。いわゆる、掛け流し・循環併用。
洗い場のカランは少ないけど使いやすい。シャンプー、コンディショーが資生堂TSUBAKIだった。
男性浴室は、内湯の浴槽が1つで、露天風呂は掛け流し。
館内の露天風呂はいずれも山側に面していて眺望はないけれど、紅葉した木々は楽しめそう。
大地の芸術祭のたびに松之山に泊まりに来るのだけど、以前はケイタイが繋がらなくて、夜、温泉街入り口の駐車場あたりまで電波求めてフラフラと出歩いたものだけど、今はアンテナばりばりでございます。安堵。
食事は夜、朝共に大広間でいただいた。
今回はスタンダードなコースで宿泊したんだけど、ここ和泉屋さんには「マクロビオティック食」のコースがあって、旅館メシとは一線を画すヘルシーな食事が出来るそうだ。どんなのかなぁ、次は絶対マクロビ食コースにするぞ~。
が、普通の旅館ごはんも美味しくて、特に鯉こくサイコーでした。
※9/2まくろびご飯食べてきたので追記します。
今年の猛暑で完全に夏バテの私たち、肉魚ぜんぜん食べたくない状態だったので、このまたとない機会に「まつのやまくろびコース」をいただきました。完全ベジタリアン食。茶豆のポタージュの美味しさに感激。普段は調味料とか動物系のコクを当たり前に美味しいと思っているんだけど、松之山のおいしい作物を使ったマクロビ料理を食べているうちに舌が鋭敏になっていく感じがして不思議な驚きでした。玄米ご飯を漬け物でばくばく3杯(笑) 甘酒プリンもウマー!
…とお腹いっぱい食べたのに朝ご飯もがっつりいただきました。いろんな野菜を細かく切り刻んで和えた「やたら」という松之山の郷土料理がサラダふうで、食欲を目覚めさせてくれるんだな、これが。朝は玄米粥で、これまたお代わりガンガンしました。納豆は松代の製品で、うちの人がおいしかったと言ってました。デザートはホオズキ、実は初めて食べた~。
温泉でデトックスして、食事で自然のパワーを充填して、里山アート巡り。これ完璧な三つ揃いですね。
温泉名:松之山温泉 鷹の湯1、2、3号源泉
入湯日:2009.8/17~18 2012.9/2~3
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コメント
どの地区の「和泉屋」にも親近感湧きまくりです(^_^;)
松之山の和泉屋さんは、若旦那さんと歳も近く、
業界関係でもご一緒することがあるので、
「和泉屋」繋がりを強く感じます(^_^;)
『全国和泉屋ネットワーク』良い案ですね。
この業界だからこそできそうな気もします。
まずは県内から・・・とか?!(^_^;)
県内でも数軒「和泉屋」がありますからね。
投稿: ひげ | 2009年10月23日 (金曜日) 00時29分
>ひげさん
ひげさんとこの大湯温泉もいよいよ紅葉シーズンですね。連日お忙しいんでしょうねー。あの優しいお湯に浸かりたいよぅ(´。`)
私、大地の芸術祭とかみずっちとかに限らず、近所のスーパーの企画とか、とにかくスタンプラリー大好きだったことが判明。
スタンプの不思議な魅力にはとても勝てないので、秘湯の会みたいな「和泉屋スタンプ帳」(ダブりOKで!)作られたら目の色かえちゃいます、きっと。
投稿: アイアン | 2009年10月23日 (金曜日) 10時33分