「また来年」と彼は言った・ホーム鳥栖戦
1人のサポーターの出せる声量って限られてるし、ピッチからみたらスタンドの小さな点でしかない。けれど、その1つ1つが集まることの大事さを痛感した1日でした。
ケガをしたヒガシへの鶴&メッセージ集めの会場でも、「史上最大の入り待ち大作戦」現場でも、“勝ち点3を目指して3枚あげたい!”のビッグフラッグお広げでも、呼びかけに応えて予想以上の人が集まりました。
集まれるんだなぁ、私達って。まだまだサポとして出来ることってある気がします。
(ちなみに、鶴&メッセにおける予想以上ってのは、鳥栖サポさんです。うちらがメッセージ書くのはおこがましいから鶴折っていきます、という謙虚すぎるご協力ありがとうございました!)
残留に向けての私らのみなぎるような思い。これにこたえた選手も火事場の馬鹿力を発揮して快勝!という目論見は大きく空振りに終わったわけですが、この“肝心なところで見事にスベッちゃう感”もアルビの伝統的な一面。裏切られたとか徒労だったとかは感じてません。もうこうなったら四の五の言わずに応援しましょうよ。それがアルビサポの長年の習わし。
それにしても鳥栖は見てて元気が出るようなサッカーしますね。すごく消耗しそうだけど、その必死さが昇格初年度のチームとして見てる人の心を掴むんじゃないかな。そりゃ、全員で引いて守るなよな~(;´Д`)とは思うけど、それ、1年目のチームに言っちゃいけないよね。
と同時に、アルビのサッカーはいろんなものに自縄自縛されてるんだなとも感じました。
なりふり構わず戦えとか言うけど、はいそうですかとそんな簡単にやってきた事を変えられるわけがない。
それならば、せめて私たちがなりふりかまわず応援しちゃうですよ。
会社でニヤニヤ笑いの人たちからからかわれても、「私、こう見えても諦めの悪いヤツですから」って笑い返してあげようよ。「もうこうなったら、みっともないほど応援しちゃいますよ」って威張っちゃうのさ。
というわけで、「史上最大の入り待ち大作戦」は川崎戦、札幌戦も続くそうです。
ビッグフラッグだって毎回3枚掲げたいし!
清水戦、行けない方で新潟市近辺の方はぜひ、「ヒガシ鶴折り会 」でアルビについて語り合いながら気持ちをアゲてみてはどうでしょう。
試合後、暗い公園通りをトボトボ歩いてたら、関東から来た鳥栖サポさんと一緒になりました。この方もめちゃくちゃ謙虚な方でしたー。アルビよりずっと長い期間J2にいた、その重さや辛さを噛みしめるような口ぶりでした。
弁天線に出て左右に分かれる時ごく淡々と、
「じゃあ、また来年」と声をかけてもらいました。
こんなに心に響く挨拶の言葉は久しぶりだな。沁みました。