リスペクト the 福島・土湯峠・鷲倉温泉旅館
ここは以前も入ったことがあり再訪です。源泉が2種類あって浴室も2ヶ所あります。フロントで支払いをして、まず右手奥の硫黄泉のほうに入ります。館内の脱衣場は全て棚のみなので、浴室前の休憩スペースにあるコインロッカーに貴重品を入れておいたほうがいいですよ。有料100円。
内湯は細長い浴槽で、源泉に加水したお湯がざんざか注がれてます。シャワー付きカランが3基です。シャンプーやソープももちろんあります。
浴室からドアを出ると露天風呂。特に眺望というのはありません。右の写真は宿泊者用の家族露天風呂。写真だけ撮らせてもらいました。
硫化水素型硫黄泉にしては若干薄めの、サラッとした浴感です。匂いや味もやや弱め。浴槽の底に白い湯花が溜まっているので、動くとそれが巻き上がってたちまち濃い白濁湯になります。猛暑で汗をかきまくってアセモで苦しんできた肌がやさしく消毒されるような感覚にウットリ。ちょうど女性グループ2組があがった後で、たった一人で独占できたのもラッキー。
さて、土湯峠温泉郷といえば他にも野地温泉や新野地温泉、赤湯温泉など入ってみたいところはあるのですが、鷲倉温泉を再訪したのは、この自然湧出の酸性緑礬泉にまた浸かりたかったからでした。
玄関から左手に進み、建物を一旦出たところに建っている「岩根の湯」という湯小屋がそれです。カランはありません。野趣溢れる屋根付き露天。男女別。
飲泉所でまず1杯。えぐいというか渋酸っぱい味ですが、おいしいです。これがアルミニウム泉(緑礬泉)の味なのかしら。
テリテリッとした見た目のお湯に浸かると、思いのほか硫黄臭が強くてウットリ。薬湯というだけあって、胃腸・神経痛・糖尿病・貧血・婦人科疾患・リウマチ・眼病などマルチに効くとか。さらにパワーアップしてしまったなり。サラッとしてるのに包み込まれるような浴感がたまらなく心地いい~。
しかし、この湯小屋、存在を認知されていないのか、私の他誰も来ませんでした。男性客はかなりたくさんいたのに、男湯は無人。勿体なしっ。でもそのかわり新鮮な源泉をたっぷり楽しめました。
入る前は緑褐色のように見えたお湯ですが、私が入って沈殿した湯花が攪拌されたのか、だんだん茶褐色濁り湯のようになってましたし、カラダを拭いたタオルがうっすらオレンジ色に染まっていました。含鉄泉ですもんね。
温泉名:硫黄泉→鷲倉温泉(イ)/岩根の湯→鷲倉温泉露天風呂
入湯日:2012.10.5
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