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2012年11月29日 (木曜日)

仙台で勝つって@アウェイ仙台戦

121124_135901ロスタイム6分間! 6という文字を見た時、「えっ、ミカ替えちゃうの? うっそ!」と勘違いしたくらいです。
ようやっと終わりの笛を聞いた時はもう、残留とか勝ち点のことはどうでもよくて、とにかく仙台で勝ったことが単純に嬉しくてたまんなかったです。私、実は仙台での勝ちをナマで目にしたのは2003年天皇杯以来です。長っ。

選手たちのプレーは1つ1つ胸に刺さりました。特に、最近アトムの頑張りを見ると泣けてきちゃうんですよ。感極まるというか。
スタジアムでは気が張っていたのだけど、ニワカバスに戻って、痛んだノドに乾杯のシャンパンやらビールを流し込んだら、こんなおセンチなツィートをしちゃって、後はもうぽろぽろと泣き続けていました。
    ↓    ↓    ↓
アルビって何なんだろうね、脳ミソが沸騰するような歓喜や泣きそうな幸福感やスワンの階段から身投げしたいくらいの絶望感や何もかも受け入れたるわって諦感や、ありとあらゆる感情を味わわせてくれる。泣けてきた。涙がポロポロ止まらない。愛してるアルビ。

121124_131001試合前には、アルビサポで南相馬から仙台に移住してるお友だち親子とたくさん話も出来たし、牛タンやイモ煮も食べました。
そうそう、ビジター入場がほぼ済んだ頃ゲート前にいたら選手バスが入ってきたのでその場にいる少人数で跳んだりはねたりしてブンブン手を振ったら、何人かの選手たちが手を振り返してくれました。余裕あるじゃないの! いい緊張感と平常心で臨んだ試合だったのかな。

←ユアスタで羨ましかったモノ。この半分の奥行きでいいからスワンにも欲しいなり。

それではまたこれから、ヒガシ&ヤス鶴繋ぎ作業に没入します。札幌戦で鶴を持って来てくださる方は、できうる限り50羽ずつ繋いできていただけると、そう多くはいない繋ぎ職人たちが助かります。We are ONE!

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2012年11月20日 (火曜日)

みずつち2012を巡ってます・その6

水と土の芸術祭で建物の中にある作品は多いけど、建物自体がステキなところが多いですね。

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P6.高田洋一白い一日でいちごいちえ
寺尾にある和菓子屋「にむらや」さんの店舗と奥の間に幾つもの作品が飾られています。多くは、木と和紙で作られていて、ほんの少しの空気の流れにも反応して音も無くユラユラゆれています。坪庭では木のモビルが風でくるくる踊ってます。
和紙でできた小部屋にあがらせてもらい、しばしの休息。この素晴らしい空間と時間を提供してくれた作家さんとにむらやさんに感謝です。
ちなみに、ここで買ってきた「ルレクチェ琥珀」という、洋梨を使ったお菓子はお薦めですよ。

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2012年11月19日 (月曜日)

れっと いっと びー のこころだ@ホーム川崎戦&ひと箱古本市

120828_142801今の私の心はアーティスト原口典之さんの代表作オイルプールのよう。さて、そのココロは?

1.黒光りしている
2.水のようには簡単に波立たない
3.アブラ臭むんむん

さぁて、どれでしょう。

とにかく忙しい試合当日でした。家の仕事、サポとしての仕事、あれやってこれやって、慎重にこなしていったけれど参加できないものもあり、とてもじゃないがスタジアムグルメを楽しんだりビール飲んで盛り上がってるヒマなし。
ま、それでもその忙しさが楽しいという部分もあるので不満はないっす。
Eゲート広場に通じるトンネル内で、ヒガシヤスへの激励メッセージ書き込みと鶴を集めるお仕事。2時間ちょい呼びかけの声出ししながら、広場へと捌けていく人々を観察していると、サッカーのある週末がしみじみと素晴らしく思えるのでした。あのザザ降りの寒いなか、しかも前回ホーム鳥栖戦でのふがいない負けっぷりがあったにも関わらず、25000超の人々がスワンにやってくるんだよ、それってすごいことです。
あぁ、気持ちは完全に前がかり。
そして選手たちも本当に必死で戦ってました。特にアトムの、諦めない、簡単に見切らないプレーにはそれだけで涙がうるるっとこみ上げました。
でも、ボールはゴールを揺らしませんでした。そして、ロスタイム失点。
うむむむ…なるようにしかならねーなぁ(´。`)

そう、なるようにしかならないので、あんまり落ち込む気にもなれず試合後、選手たちをねぎらいました。

それしかないじゃない、ね。
後は、集めた大量の鶴を繋げることと仙台に行くことが私の使命だわっ。


121118_084401試合の翌日は、水と土の芸術祭のメイン会場、万代島水揚場で開催された「ひと箱古本市」に参加してきましたよ。
港の冷たい風が吹きすさぶ会場だったけど、サッカー仲間と隣同士で出店して、一日楽しく営業しました。
特に、お隣さんの出品したアトムが表紙のサッカー雑誌を貪るように読みふけるサッカー少年(小学3、4年くらい?)の姿が嬉しくてね。粘って粘ってようやくお母さんからお金貰ってお買い上げ。心がポッと暖かくなるような光景でした。
私の場合は来たる引越しに備えて手持ちの本を減らすのが目的で2回目の出店なんですが、なにげなく出品した古い本を、「これはすごい本ですよっ」とホクホクして買っていかれる方がいたりするのでクセになる楽しさです。
ブックなんとかに売り払うより手間はかかるけど、それ以上のものを得られるイベントでした。


てなわけで、今週もはじまりました。
私を含め、行ける人はみな心身ともに元気な状態で仙台に行きましょう。
過剰に緊張もせず、ネガティブにもならず、アルビだけを見て、いこう。対戦相手なんて眼中に入る余裕ないくらい、アルビだけをね。

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2012年11月13日 (火曜日)

みずつち2012を巡ってます・その5

新潟は観光ポイントが少ないってよく聞きますが、観光=名所旧跡や注目スポットであるという固定観念を取り払えばどんなもんでしょうか。街なかからブラッと歩いて行ける距離にひろびろのんびりした川岸「やすらぎ堤」があり、鬱蒼とした松林を擁する海岸があってけっこう気軽にBBQなんかできちゃう。いわゆるウォーターフロント。この解放感はなかなかのもの。は新潟の大きな観光ポイントですよね。

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120920_142902№22 王文志浴火鳳凰
やすらぎ堤NST社屋前に建てられた、おなじみウェンヂーさんの新バンブーハウスです。英題は「Phoenix from the Flames」…炎からよみがえる不死鳥という意味だそうです。
古着を紐にしたものがたくさん編み込まれたエントランスから中に入ると、前回のバンブーハウスよりはるかに広々した空間が現れます。
竹で組まれた床に寝転がって空を見るのが好きです。
ここで静かに本を読んだり、ぼ~っと信濃川を眺めたり、水上タクシーに手を振ったりw、心豊かに時を過ごすことができますよ。
これからの季節は寒いけど、この空間を独り占めできる可能性は大ですね。

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2012年11月 7日 (水曜日)

みずつち2012を巡ってます・その4(追記)

120828_135203今回の水と土の芸術祭のメイン会場は、魚市場などがあった万代島水揚場です。取り壊しを待つだけとなった4つの建物を使ってのアート展開。かつて、魚介の水揚げや水産加工、せりが行われ、漁業者たちの生活機関があった場所の面影を最大限残しつつ、作家さんたちがクールな空間を作り出してます。

水揚場に着くと会場手前にある、これ。
№2 冨井大裕王様と私達
ガイドツアーの時、「これはタイトルを聞くとたいていの人がクスッと笑うんですよ」、と小川プロデューサーがおっしゃってましたが、もしかしてアルビサポの多くは違う感想を抱くんじゃないかな。
普通サイズよりはるかに大きなテトラポッドが浮いている(写真がヘタで巨大に映ってないや…)。それはたくさんのテトラポッドたちがチカラを結集して下支えしてるから。
ね、サポの琴線に触れる作品でしょ。
テトラポッドは新潟市内の海岸のシンボルです。私たちなんですよ。

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