日光街道いいお湯日和・杉戸天然温泉 雅楽の湯
大宮戦の前に行ってきました。
大宮にあるさいたま清河寺温泉の姉妹施設だそうで、道理で温泉マニアの心をくすぐる素晴らしい施設です。
杉戸天然温泉 雅楽の湯(うたのゆ)
●ナトリウム-塩化物泉 (湧出温度46℃)
●平日980円/土日祝1080円 19時以降はそれぞれ200円引き
●10~24時 (最終受付23時半) 無休(施設点検のため休業有り)
●埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸大字2517番地 ℡.0480-53-4126
http://www.utanoyu.com/大宮から電車で30分ほど、東武伊勢崎線の東武動物公園駅下車。東口を出てまっすぐ1~2分ほど歩くと橋があり、渡ったところにある駐車場が無料送迎バスの発着所になってます。基本的に毎時00分、30分出発ですが、詳しくはHPで確認してください。クリームホワイトの小さなバンが待ってます。運転手さんはお話好きで、あれこれと雅楽の湯の館内設備案内とかお得情報を教えてくれました。
6、7分ほどの行程だけど見事に田んぼの中に雅楽の湯は建ってます。駅から歩いて行けなくはないと思うけど、目立つ建物ではないのでちょっとわかりづらいかも。
「雅楽の湯」というのは、雅楽(うた)という古い地名からきているそうです。
料金は上記の通りちょっと高めだけど、タオルセットと館内着がついてきます。1日中過ごせて何度でも入浴できる施設です。運転手さんによるとだいたいのお客さんは5時間以上滞在するとか。
19時以降の料金は200円安くなるかわりに館内着はつきません。
靴箱のキーをフロントに預け、精算用のリストバンドを受けとります。支払いは後精算です。館内着はサイズや色を選べます。
平屋で回廊式になっている館内には食事処2ヶ所、理容処、エステ・マッサージ処、岩盤浴などの施設があり、庭に面した休憩処やウッドデッキ、喫煙テラス、足湯、仮眠室があります。
中庭は“春まだ浅き”という感じでしたが、里山ふうで趣があります。
さて、肝心のお風呂。脱衣場のロッカーは好きな場所を選べます。ドライヤーや化粧水などアメニティ完備。
浴室は洗い場と浴槽は切り離されています。シャワー付きカランは仕切りがあって使いやすいです。シャンプー、リンス、ボディソープ備え付け。
洗い場から先に進むと、サウナ、水風呂、ジェットバスなど変わり湯エリアがあり、そこからガラス戸で仕切られた場所にシルク風呂があります。人工超微細気泡のトロトロ湯です。こういうの、人気ありますよね。オーバーフローさせてあるので泡風呂に付きものの湯面に浮かぶゴミが流されて、気持ちいいです。
そして浴室の一番奥の部屋にはドドーンと生源泉浴槽があります。20人くらい入れる大きさです。46℃で湧いてきた源泉を加水・加温無しで注ぎ込んでます(夏場は熱交換器で温度を下げているとか)。ちょっと緑がかったような茶褐色の湯は、新潟でいうと新発田のヘルス天神みたいな感じの濃さ。塩辛くて鉄臭がしてトロスベ感もあります。
露天エリアも広くて、昔からそこにあったような和風庭園に浴槽があるという雰囲気。岩風呂はあつ湯とぬる湯に分かれています。寒い時期はぬる湯が非加熱源泉で、あつ湯は加温してあるようです。他に壺湯、寝湯などもあり、人工の高濃度炭酸泉浴槽もあります。実は温泉よりこの炭酸泉のほうに人が群がってるんですよねw おかげでゆったりのんびりと源泉掛け流しを独り占めできました。
温泉を堪能できて、隅々まで気が利いた施設です。ホスピタリティが形で表されてる感じですね。清河寺温泉と共に、埼玉のお気に入り温泉としてリピートしちゃうかも。
温泉名:杉戸みやび温泉 入湯日:2013.3.16
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