蔵王で湯巡り・その4・上湯共同浴場&下湯共同浴場
えびや旅館の玄関先に建っている上湯共同浴場。2回も入っちゃいました。
上の写真、上湯の後ろに建っているのはおおみや旅館です。蔵王温泉のアイコン的存在ですから、この前で記念写真を撮っている人も多かったです。
脱衣場は棚のみでシンプルそのものですが、ちょっと濡れたタオルやらポーチを引っかけたりできるフックが付いていて、便利でした。「パイプが詰まるので洗髪禁止」という貼り紙が目立ってましたが、pH1.6のお湯で髪を洗うのはかなりのチャレンジだと思われますね。
硫黄の香りがモワッとたちこめる浴室内もシンプル。高温なので井戸水で加水調節してあるそうで、熱すぎて入れないってことはありませんでした。うまレモン味の透明なお湯には白い湯花がたくさん舞っています。12人くらい入れそうな木の浴槽の底面には成分が白く固まってます。
温泉の使用状況を見ると、源泉の部分に「大湯1号」が上貼りされてました。近江屋源泉じゃなかったのね。
温泉名:蔵王温泉 大湯1号源泉 入湯日:2013.3.23~24
下湯共同浴場
●酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉 (湧出温度56.9℃/pH1.8)
●200円
●6~22時
●山形市蔵王温泉
温泉街「高湯通り」の真ん中あたりに建ってます。建物の脇には手湯と足湯があって、スキー合宿で来たらしき中高校生がいつも群れてました。
料金箱に券を入れて中に入り、いつものお約束、成分分析表や温泉使用状況を見てギョッ!としました。だって下湯男湯って書いてあるるるーーΣ( ̄□ ̄;||| 慌てて外に出てここが女湯であることを確認しました。
それにしても面白い源泉名。3本混合ということでしょうか。あれれ、泉質名に「アルミニウム」が含まれてないっ。井戸水で加水調節してあるのね。発見がいろいろです。
ここの脱衣場には珍しく洗面所がついていました。そして椅子も4脚。ご高齢の方には嬉しいですし、私も浴後の感想などをメモるのに便利でした。
6人くらいの木の湯船の底には白く湯花コーティング。ザバザバ注がれる源泉は透明です。さて掛かり湯をしようと湯桶からザブッとお湯をかけると…熱っ、熱々! 45℃くらいはあったかもしれません。浴槽も上がり湯もどちらも相当の熱さでした。けど、浸かりましたけどね。ビシビシとくる熱くて酸っぱいお湯に、酸辣湯麺の麺になった気分です。
浴室の床がすのこ状になっているので、浴槽から掛け流れるお湯で座湯あるいは寝湯(コラコラ)が出来ないのがちょっと残念ですが、ガツンとくる浴感はさすがでした。
温泉名:蔵王温泉 蛇荒川折口・インキョ・上の川源泉 入湯日:2013.3.24
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