蔵王で湯巡り・番外篇・山形・臥龍温泉保養センター
いくつか前の記事で、2日間で11湯入って…と書きましたが、それは蔵王温泉にてってことでーす。ほんとは2日間で12湯入りました。反省はしてません。
臥龍温泉保養センター
●ナトリウム-硫酸塩泉 (湧出温度54℃/pH8.2)
●350円
●6~21時 無休
●山形市青田5丁目15-6 ℡.023-631-5473蔵王温泉はpH1~2という酸性泉ですから薬効はすごいけどお肌にはキョーレツすぎ? ということで、「直しの湯」、「仕上げ湯」としてここを選びました。
草津温泉でも湯治からの帰り道で川原湯温泉 や沢渡温泉などに入るでしょ? サラッとした優しい湯に入って肌をいたわる習慣ですね。
蔵王から降りて来て、R13山形バイパスをちょこっと北上した住宅地の中に、このインパクトの強い建物があります。私はこういうの慣れてるけど、うちの人は「えっ、ここなの?」という反応でした。ええ、ここです。地元民ご用達の名湯です。B級とか鄙び系とか言われる佇まいですね、この年季の入った4階建てのビル。2階からはアパートなんだそうですよ。温泉付きアパートなんていいですね。
エントランスは至って普通ですね。手前に地物野菜などのテントが出ていました。
靴は靴棚へ。自販機で入浴券を買って受付に出します。
中は保養センターというだけあって、昭和チックなゴタゴタ感が漂ってます。お休み処や貸し部屋もあるようです。浴室に入る前にうちの人と貴重品ロッカー(有料・100円)に大事なものを入れて、いざ入浴。
脱衣場はなぜかL字型になっていて、広いといえば広い、かな。鍵付きロッカーもありましたが、壊れてたり、単に棚として使用されてたりでした。無料ドライヤー有り。
浴室には20人くらいの岩風呂が1つ。シャワー付きカランがズラッと10基くらいありましたが全部ふさがってました(ソープ類完備)。日曜の昼下がりだからねー。お年寄りパラダイスな感じでした。浴槽から桶で掛け湯して体を洗ってから、入湯。
加温なしの掛け流しの源泉で、気持ちいい熱さ。肌当たりがとにかくやわらかーーい。トロミがあるってほどではないけれど、蔵王温泉に入り続けた肌を包み込むような入り心地でした。ちょい旨塩味。匂いもあまりないし色もないし、何気ない感じの透明なお湯なんだけど、ジワジワと体内に沁みてくるわ~。あがってから少しして、普段は冷えがちな手先や足先などの末端が心地よく暖まっているのに気がつきました。まさに「仕上げ湯」!
これじゃ、お年寄りがヘビーユースするわけだわー。休憩所や食事処もあるようなので、1日じゅういられますもんね。
銭湯料金より安くて効能豊かな温泉が郊外住宅地に当たり前のようにあるなんて、やっぱり山形はすごい! 温泉大国!
←飲泉所もあったので飲んできました。蔵王で美味しいものをいろいろ食べたので、胃腸薬がわり、ですね。
臥龍温泉、名湯でした。
温泉名:臥龍源泉 入湯日:2013.3.24
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