ふんわり綿の湯のお宿・下諏訪温泉・ぎん月(宿泊)
夏の長野は涼しい、というのは完全なる思い込みですね。記録的な猛暑がやってきて、日中はジリジリ暑くて観光もままなりません。こんな時はお宿に早めにチェックインして、部屋と風呂場を行ったり来たりしてゴロゴロ、が一番です。
しもすわ温泉 ぎん月(ぎんげつ)
●単純温泉?
●立ち寄り入浴800円
●11~16時 (月・木曜は11時半~)
●長野県下諏訪町3306 ℡.0266-27-5011
http://www.gingetsu.com/index.html下諏訪温泉には初めて行きました。上諏訪同様、湖畔の温泉地かと思いきや、野沢や草津温泉のようにかなりのアップダウンがある坂の街なんですね。諏訪大社秋宮のもとに広がる派手派手しさのない温泉地でした。
そんな坂の途中の細い道を入ると、ぎん月が建ってます。和風でしっとりした雰囲気です。
部屋係はじめスタッフさんの対応も暖かだし、女性ならではの細部に行き届いたサービスが気持ちいい家庭的なお宿でしたね。当たり!って感じでした。部屋のベランダからちゃんと諏訪湖も見えました。
宿が気持ち良くて、温泉の成分分析表を見てくるのを忘れてしまったようです。宿のHPによると綿の湯源泉を使用とのことなので、多分単純温泉なはず。成分的にはナトリウム-カルシウム・硫酸塩・塩化物泉って感じです。大浴場は内湯が1つ。ここは循環です。
大浴場とは繋がってないのですが、建物から一旦庭に出ると、湯小屋があって、そこが男女別の露天風呂になってます。半露天ですね。ここがめっぽう気持ちいいです。掛け流しの源泉からは仄かに硫酸塩泉臭がしてα波がドバドバ出ます。この露天湯小屋は夜21時から0時までは入り口の鍵をかけて貸切風呂として使えます。空いていれば貸切使用できる、という小規模旅館ならではのシステムです。
上右端の写真の手提げ籠ですが、客室に置いてあるのです。女性は入浴の時なにやかや持って行くものがあるじゃないですか。それらをポンと籠にいれて持ち歩ける、なかなか嬉しい心遣いでした。
お楽しみの夕食は部屋食。信州サーモンのお造りや信州牛の石焼き、高原野菜もたっぷり、あ、この他に、鮎の塩焼きなどもあって盛りだくさん。ちょうど食事が始まってまもなく夕映えの時間になったようで、仲居さんが障子戸を開け放ってくれました。山の稜線に沈む夕陽と、だんだんキレイに輝いてくる街の明かりを楽しみながら、地酒をたっぷり飲みました。朝早く目が覚めて、お風呂に行こうと部屋を出ると、ドアノブに袋がかかっていて、中には手書きの手紙とアンケート用紙と、“無事かえる”飴ちゃんが入ってました。くぅ~っ。
朝食も品数が多くて美味しかったし、食後にはコーヒー or リンゴジュース付き。とっても女性受けするお宿でした。
温泉名:下諏訪温泉 綿の湯源泉 入湯日:2013.8.9
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