マカロニウェスタン温泉・塚原温泉火口乃泉・別府94
鶴の湯からさらに山岳ドライブ。明礬温泉を越え、立命館アジア大学も、アフリカンサファリも越える。なんだか新潟の山の風景とは違うなぁ。
塚原温泉火口乃泉
●酸性・含硫黄・鉄・アルミニウム・カルシウム・硫酸塩泉 (湧出温度63.4℃ pH1.4)
●500円(2時間以内)
●6~9月/9~18時 10~5月/9~17時(受付) 年末年始休業
●大分県由布市湯布院町塚原1235番 ℡.0977-85-4101
http://www.tukaharaonsen.jp/
国道から未舗装の道をずんずん入る。国道に一応バス停はあるらしいのだが、ここはクルマでなければとてもムリな感じ。冬には普通に雪が積もったりするらしい。
塚原温泉は伽藍岳の中腹にあり、山肌のあちこちから硫黄臭の煙がもくもく。温泉用語でいわゆる“地獄”という雰囲気でジャンゴとかが馬に跨がって出てきそう。人気施設なので駐車場には平日にもかかわらずけっこうクルマが停まっていた。
建物からさらに歩くと火口見学も出来るらしいが(見学料200円)、ひどい風で寒々しかったので、温泉だけ。
ここは別府市ではなく由布市なのだが、別府八湯温泉道加入施設だ。2冊目のスパポートにスタンプを押して、さぁ入湯。棚だけの簡素な脱衣場から中に入ると先客が2人いた。
酸性度の高さ日本2位、鉄イオン含有1位、アルミイオン1位という謳い文句がある通り、浴室、浴槽は全て木造り。さもないと温泉成分で腐食してしまうからだろう。
ざぶざぶ注がれる源泉をすくって掛け湯をしてから湯に浸かると、これが包み込むような滑らかな肌触りで、ちょっとビックリ。もしかしてすでに私のカラダは強酸で溶解をはじめているんだろうかと思うくらい。
同じ酸性泉の草津温泉のようなアタック感はなく、拍子抜けするくらいまったりとした入り心地でちょっと温め。
が、先客たちの話によると効能はすごいらしく、2人とも大分県外から通ってきているそうだ。既にもう2時間近く湯浴みしているらしい。入浴というよりは療養か。
えぐい甘味と酸っぱさと渋さの入り交じったマズい湯を飲んでみたら、ちょっぴり新玉川温泉の飲泉を思い出した。危なそうなので舐めるだけにしておこっと。
秘湯にして薬湯を存分に味わってから、再びドライブ。十文字原展望台で別府を一望だ。風が強くて息もできないくらいだったが、景気は大迫力。もしかして、大分市方面にポッチリ見える白い点は大銀ドームだったりして?
このあと、別府市街に戻る途中で堀田温泉にも入浴。タツノコプロとのコラボ中でなかなか楽しい館内だった。
というわけで、数年ぶりの別府2泊3日は27湯浴破で名人位も取得。アルビも勝ち点3をとれたし、満足の行く旅になった。
それもこれも、いろいろと助けやアドバイスをくださったトリサポ先輩のおかげです。本当にありがとうございました!
また来年、大分に行けることを切に願って、別府温泉レポ2013、これにて終わり。
温泉名:塚原温泉火口の泉源泉 入湯日:2013.11.11
(←別府・93 また遭う日まで)
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