カラダに効く!・甲府・草津温泉
小瀬に行く前に甲府駅でバスを降ろさせてもらって、甲府市西部方面(県立美術館や貢川団地など幾つもの路線で行ける)行きのバスで荒川橋バス停下車。そのまま橋を渡ると前方に草津温泉のクリーム色の建物が見えてくる。
草津温泉という名は、草津出身者がここで昭和初期に草津湯という銭湯を始めたことから由来し、昭和40年頃に温泉の掘削に成功して今の屋号草津温泉に改名したとのこと。
国道拡幅のため立ち退きに遭い、8年ほど前に今の場所に新築したのだそうだ。だから建物はまだ新しくバリアフリー。壁面に掲げられた温泉効能表示は昔のものか、旧泉質のままだ。
玄関先に置かれた鉢で源泉をお試し?
効能で浴用や飲用はよく見るし、吸入療法もたまに見るけど、灌注療法適応症とか、初めて見たかも。
靴箱の鍵をフロントに出し、脱衣ロッカーキーをもらう方式。
脱衣場に入るとロッカーが50くらいあって広々。
浴室は広々している。銭湯なのでソープ類は無し。
10人以上入れそうな主浴槽は適温39~41℃くらいで、他に44~46℃くらいの高温浴槽がある。これは源泉をそのまま加温や加水無しで管理して供給しているので、季節によっては体感温度が違うのかも。高温風呂は体感で44あるかないかくらいだった。
うっすら色があるのかないのか、とろみや泡付きを感じるお湯はしっとり肌にからんでくる。
この2つの浴槽の他に露天風呂もある。4~5人程度の小さな、壁に囲まれた浴槽だが、外気が気持ちいい。湯口に飲泉用のコップがあったので飲んでみたら、うっすらタマゴ味の塩味。いかにもお腹に効きそう!
このほかに、甲府ではよくみられるパターンで温泉とは別に冷鉱泉といっても良さそうな成分を含んでいそうな地下水を水風呂として使用している。ヒャッと冷たい23℃の自家地下水は無味無臭だがすぐにカラダに馴染んできて冷たさに凍えることはなく、高温風呂と高冷交互浴を繰り返すと、バスでの長旅の疲れが抜け、カラダの芯がとめどもなく暖まっていく感じ。
甲府の温泉はどこも浴感があっさりとしてはいるが、ホントにカラダに効く!
まだまだ寒い新潟から行った甲府はかなり暖かかったけど、例の豪雪の爪痕はあって、ごく普通の住宅のあちこちに黒ずんだ雪山の固まりが残っていた。そんな中、温泉がガッツリ効いて、応援してたら汗ががんがん噴出。それでも汗が失せたあとカラダが冷えたりしないのは、やはり温泉の効能なんだろう。
温泉名:草津温泉 入湯日:2014.3.15
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