九州満腹ひとり旅@アウェイ鳥栖戦
2003年に来て以来だから11年ぶりの鳥栖スタ、いやいやベアスタです。その間は2時間ミステリでちらちら見かけました。いつ見てもカッコいいスタジアムです。
今回は往復空路で楽々移動。博多駅ビルでなぜか鹿児島黒豚のランチを食べてから、福岡アジア美術館 へ。
「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」開催中でした。
主張の強い作品が多くて精神的に疲れそうだけど、最初の展示のカンボジアのアニダ・ユーアリさんの「仏教蟲」はわけわかんないけど可笑しくて肩の力が抜けて、あまり気負わずに鑑賞をスタート出来ましたね。
そんな中でも、スッと心に入ってくるのは台湾や中国の作家さんの作品だったりしました。
映像作品がたくさんあって、時間的に全部見きれなかったのが残念でした。
鳥栖駅に着くとホームに鳥栖とアルビのフラッグが飾ってあるは、駅員さんは皆鳥栖ユニだは、お祭り感とおもてなし感がいっぱい。そして、ビジター側入口へ歩くこの光景があまりに久し振りで、胸がいっぱい。昔、この道で出会った他サポさんとは今も交流が続いてます。
スタジアムグルメはなんてったってこの焼酎、一杯500円!
どれにしたらいいかわからなくて、臭い系の芋が好きだって言ったら通りがかりの鳥栖サポさんが「吉兆宝山」というのを勧めてくれました。ロックできゅきゅっ。美味しかったなーー。私もガラケーながら、アルビの円陣ダッシュを写メってみました。この瞬間はワクワクしますよね。
ユウキさんもカズもいなくて一抹の不安を抱きつつのキックオフ。
だけど序盤、尚紀からコースケへのパスがするる~っと通るのを見て何故か感動して勇気が湧いてきました。その気になって見れば、「今日のアルビは強いアルビだわ!」って確信しちゃうるのだからフシギなものですね。
あ、そういえば練見常連の方々に聞いたんだけど、尚紀とコースケは普段から仲良しなんですってね。たしかに空港で見かけた時も2人一緒でした。SBとSHって、うふふ…。
川崎戦もたいがい面白かったけど、この試合はそれを上回る楽しさ、痛快さバクハツでした。ハードワークが売りの鳥栖の選手が辟易するくらいのボールへの執念、すごかったですよね。ゴールマウスのほぼ真後ろという位置から試合を見るのも新鮮でした。
そして、イブとタツヤのゴール後はプチ雪崩れ!
いやぁ、気持ちよかったです。
鳥栖というとどうしても2003年の44試合で3勝というのを思い起こしてしまうのですが、それがJ1昇格して今や優勝争いに加わっていたんですから、夢のような話ですよね。アルビもよく“新潟の奇跡”とか“おとぎ話”として語られるけど、鳥栖のブレイクスルーっぷりはハンパないと思います。ずっとこれからもJ1で戦えるといいな。
2-0で快勝した後はとっとと博多へ。大好きなうま馬で独り祝勝会。ひとくち餃子や酢モツに舌鼓をうってビールや焼酎をいただきました。
ほろ酔いで街歩きして、櫛田神社をお参りしたり川端商店街を歩いたり、中洲をひととおり散策してから、屋台で飲んでるサポ仲間と合流。ここで芋焼酎を痛飲しまして、代金を払ったか払ってないか覚えてません!
サポ友と別れてから、閉店時間間際のうま馬に再び。博多ラーメンいただきました。やっぱり締めにこれは食べとかないと。
あ、ホテルはうま馬の近くってことでドーミーインをとりました。大浴場があって天然温泉にも入れるんですよ。素晴らしきかなサッカー温泉。
心もお腹も大満足状態のまま寝て、翌朝は若干二日酔い気味。
朝食ビュッフェではおかず関係はスルーしてフルーツやデザート類ばかり食べましたけど、ドーミーインの朝食、思った以上に充実してました。
せっかくのお泊まりアウェイなのに翌日観光する間もなく、朝いちの飛行機で新潟へ帰るわけですが、そんな私にサッカーの神様からのプレゼント。はい、空港ロビーにはアルビ選手スタッフが!
スーツ姿の選手たちのカッコいいこと…二日酔いも吹っ飛びます。売店でタツヤやジャンボやヒデが間近にいた時なんて本当に心臓の音が聞こえそうなくらいときめきましたし、椅子に座りながら背筋を伸ばそうと反り返ったら真後ろにコースケと尚紀が立っていて目が合ってしまい「ウワッ」と声を上げてしまったり、あぁ、アドレナリンが爆流のようにほとばしる!
そんなわけで、アルビご一行にまみれながら新潟に着きました。なんて幸せなアウェイ旅なんでしょう。体重が2㎏増えたってどうってことありません(泣)
残りはあと4試合。アルビサポでよかった!と思えるような戦いっぷりを期待します。