happydaysその2・Negicco 1stツアー&山口晃展
ナビ予鳥栖戦、お花見ランチ会に続いて、4/10はNegiccoさんの全国ツアー中盤の大一番、赤坂BLITZでのライヴでした。もう1週間たつのかー。めくるめくようなひとときだったわ。
赤坂に行く前に新幹線を上野で降り、特急ときわに乗り継いで行った先にはこちらの方々がお出迎え。
そう、水戸市です。
大の山口晃ファンとして、水戸芸術館で開催されている展覧会は是非とも行きたいところ。新潟に巡回してくるかもしれないけど、そんなの待ってなんかいられない~。
水戸駅から芸術館は歩いて18分ほどでした。
有名なアートタワーミトがあるから迷いません。
「前に下がる 下を仰ぐ」という判じ物みたいなタイトルの展覧会はやっぱり来てよかった。それも観覧者の少ない平日に。
幾つかに分かれた部屋を1人でじっくりねっとり時間をかけて眺めたり行ったり来たり。その快感に身を委ねているうちに時間や地平がぐにゃぐにゃしてきて、前に下がったり、下を仰いじゃったりするのです。
ちなみに、さまざまな顔を持つ山口ワールドの中でも私の大の好みは「電柱」です。今回は水戸だけの電柱が3次元で見られます。しかも撮影可です! 速攻、フォルダに保存ですよ~。
山口画伯ならではの細密画にありったけの視神経を注いで鑑賞したり、紙ツィッターに大笑いしたり、見終わった時にはヘトヘトでした。ノドがからから。
今度のNHKEテレの「日曜美術館」でこの展覧会が取り上げられますが、やはり実物の醸し出す空気にやられないとねー。
どんよりじっとり雨混じりの空の下、メタリックにキラキラしてないだけに、「変なタワー」の質感も迫力たっぷりです。
水戸から今度は、赤坂へ。私には初めての場所です。もんげーー都会ずらね!と思わずコマさん化してしまうきらびやかな赤坂サカス。そこに堂々建つ赤坂BLITZ。
ほんとーにほんとーに、ここでNegiccoさんのライヴがあるんですね。電光サインを見て感激ひとしお。
降りしきる雨の中、BLITZ前は開場を待つ人人人が溢れてわけわかんない状態です。
そんな中、この日が誕生日のNao☆ちゃんへのサプライズ演出のためのサイリウムや説明チラシを配り歩くファン有志の方々。
Jリーグサポもそうだけど、興行側からの仕掛けだけに頼らず、自分たちで企画実行していく暖かさ、力強さが素晴らしいですね。
この日のBLITZは1200人入ったとか。スタンディングで1200人って…。整理券番号が比較的若かったので、フロアから1段高くなった手すり前に陣取りました。ステージはやや遠いけれど男性の中で埋没してネギちゃんたちがまるで見えないということは全くありませんでした。
セットリストなど詳しいことは→こちら や こちらを。
3/1に始まった全国ツアーはここにきて練りに練り上げられたものになってました。ステージを重ねるたびに自己ベスト更新!みたいな。
いつも素直で自然な笑顔が可愛いネギさんたちだけど、歌いながら踊りながらくるくると変わる表情の豊かさに驚かされました。アクトレスですね。アゲアゲ曲も、カッコいい系の曲も、バラードも、それぞれの曲の世界を3人が三様に表現していることに陶然としました。
ふと、2階の桟敷席のようなエリアを見上げたら、プロデューサーのconnieさんが体を揺らして踊ってらっしゃいました。それを見て、感動にまたまたウルウル。
2階席は関係者用だったらしいけど、センターには田島貴男さんが陣取ってらっしゃいましたね。モデルのような美しい方々もたくさんいらして、中にはネギライトやサイリウムを振ってる方も。ネギさん愛されてる!
わたし的クライマックスは木暮晋也さんの登場でした。大好きなヒックスヴィルとNegiccoがついに繋がったね♪ 木暮さんと田島さんは盟友だけど、今回の木暮さんの共演は、2月にネギさんと代官山loopでジョイントしたかせきさいだぁさん経由ってこともありかな!?などと妄想。
「サンシャイン日本海」は、田島さんがギターを奏でるCD通りではなくちゃんと木暮さんならではのカッティングが聴けて、ニヤリとしました。
ネギさんたちに「こんにちコグコグ」といじられる木暮さん!
そのコグコグのギターにサックスとトランペットも加わっての「Summer Breeze」には心が震えました。
ユメトコスメの長谷さんの演奏も、ピアニストならではの和音にドキドキしましたし、そこにしっかりとキレイなハモリを乗せていくNegiccoさんにも感服。
いつになく長めで充実したしっとりタイムの後は、ラストに向けてアゲアゲ曲連発。
「さよならミュージック」で目の当たりにした、いわゆる「かえぽどうよジャンプ」にはビックリしました。
Kaedeちゃんがピャアアアアッとジャンプをキメた瞬間、目に見えているものが脳内でアボット奥谷さんのイラストに変換されました! あれは現実だったの?
相変わらずのゆるいMCも楽しめたし、ネギフェス出演者発表に絶叫したし(Especiaだけでも嬉しいのに、TRICERATOPSとOKAMOTOSって一体どうゆうことですかっ(≧∀≦))、アンコールの後のNao☆ちゃん生誕祭、黄色いサイリウムによる菜の花畑出現に涙ぐんだり、Meguちゃんに「菜の花隊の皆さーん」と言われちゃったり、いろいろあった大満腹なステージ。
19時半にスタートして、終わるのは21時半前だろうと思ってたのに気がついたら22時回ってましたね。メンバーが退けて客電ついても場内にかかる「ときめきのヘッドライナー」などで踊り狂う私たち。みんないつまでもこの時間が終わってほしくないんです。ま、出口混雑の緩和という要素もあったんでしょうけどw
アウェイ川崎戦と鹿島戦を捨てて行っただけのことはある、濃厚で幸福なライヴでした。あの場所にいられたこと、今後絶対に「わたし、GJ!」って思うはずだわ。
夜行バスで帰って土曜はぐだぐだでしたが、日曜は亀ジャスでDVD「LIVE & LIFE」のサイン会がありました。実はネギヲタ4年目にして初めてサインいただきました。3人とも、疲れているだろうにとても丁寧に接してくれて嬉しかったなぁ。
このDVD、ライヴ映像DVDはたっぷりネギ曲が入ってますし、その裏側を追ったドキュメントDVDは3人の素顔がたっぷり見られます。この際Negiccoデビューしてみようかという方には、実はぴったりな2枚組です。ぜひ!